クレジットカード決済でのデポジット機能を開始(トレタ)

2016年7月20日23:19

トレタは、飲食店向けの予約/顧客台帳サービス「トレタ」でのクレジットカード決済を可能にする機能「トレタペイメント」の開発に着手し、その第一弾として、予約と同時に前受金(保証金)を預かることができるデポジット機能を2016年7月20日に発表した。

デポジット機能のメリット(出典:トレタのプレスリリース)
デポジット機能のメリット(出典:トレタのプレスリリース)

「トレタ」は、飲食店の予約を管理できる予約/顧客台帳サービスとなり、2013年12月のサービスリリース以来、現在までに登録店舗は6,500店舗を超えている。

今回「トレタ」が搭載する「トレタペイメント」では、クレジットカードでのデポジット決済やキャンセル時の決済を可能にする。デポジット機能により、無断キャンセルの防止策としての効果が期待できる。また、キャンセル料の徴収を可能にすることで金銭的な損失を補填することも可能だ。その一方、デポジットを選択した顧客には特典を設定するなどのインセンティブを提供することもできるという。

「トレタペイメント」は、デポジットの金額に加え、適用する日付や期間を自由に設定することができ、予約の条件によってデポジットを適用するかどうかなどを細かく設定することが可能だ。

活用方法として、「トレタ」のデポジット機能を週末やクリスマスなど繁忙日にだけ適用することで、当日の予約取り消しや無断キャンセルを軽減することが可能になる。また、通常は1カ月以内の予約のみを受け付けている飲食店で、デポジットを事前に支払うことで1カ月以上先の予約をとることができるという、特別感を演出するなどの活用も行える。

さらに、デポジットを支払うことで「ドリンク1杯サービス」や「眺めのいい席に優先的に配席する」などの特典を設けることもでき、集客に繋げることも可能になる。

トレタでは、今回リリースしたデポジットに続きカード決済・オンライン決済などの機能にも取り組んでいく方針で、国内カード市場拡大への対応や、訪日外国人の増加に伴うインバウンド需要への対応も視野に入れた開発を強化していきたいとしている。

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