レンディングクラブ新たなトラブル(カードBizと僕の勝手気ままログ)

2016年7月26日16:55

レンディングクラブの貸倒率が急上昇している。2013年から2015年にかけて、貸倒率が38%もアップした。この間、米国のクレジット状況が改善しているにもかかわらずだ。

 

レンディングクラブの強みは独自のアルゴリズムで顧客を選別できることだった。従来の銀行審査とは違い、機械学習などを使った最新の審査システムで、クオリティの高い借り手をみつけられるということだった。

 

レンディングクラブの低グレードローンの貸倒率は6.31%。上位ローンの貸倒率は2013年の1.46%から2015年には1.51%になっている。

 

2016年第1四半期の銀行クレジットカード貸倒率は3.16%。2013年の3.78%から下がっている。レンディングクラブは逆行高となっているのだ。

 

フィンテックブームでオルタナティブレンディングがもてはやされた。ソーシャルメディア情報の活用、機械学習、独自アルゴリズムなどが彼らの売りだった。しかし本当に実行性が認められるものはそのうちの数パーセントに満たないであろう。

この記事の著者

日本カードビジネス研究会

日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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