ラグビーが南半球に与える経済効果についての調査結果を発表(MasterCard)

2010年9月9日11:20

2011年ラグビー・ワールドカップ大会公式スポンサーのMasterCard Worldwide (MasterCard) は、ラグビーの経済波及効果に関する調査結果を発表した。同調査から、南半球のラグビー3カ国対抗戦「トライネーションズ2010」が南半球のスポーツ・レジャー産業に与える経済効果は1億7,430万米ドルに上ることが明らかになったという。調査では、2012年から同大会に新たにアルゼンチンが参加することにより、さらなる経済効果が期待できると予想しており、トライネーションズ全体の経済波及効果は2億1,310万米ドルに達すると試算している。

同調査は、国際的なスポーツビジネス組織であるCentre for the International Business of Sport(CIBS)にMasterCardが委託して行ったもので、2010年トライネーションズ・チャンピオンシップの経済波及効果とそれに関連する人口動態の傾向について調査している。ラグビーが世
界全体にもたらす経済的影響や社会傾向を分析した調査結果の発表は、前回のシックス・ネーションズの調査と合わせて2回目となる。

今年3月にMasterCardが発表した「2010年RBSシックス・ネーションズ・チャンピオンシップ」に関する調査結果では、同大会が参加する国と地域に与えた経済波及効果は、総額6億3,281万米ドルに上ると試算している。したがって、ラグビー・ワールドカップ2011年大会の前年に開
催する世界最大規模の2つのラグビー国際大会「シックス・ネーションズ2010」の経済効果と、「トライネーションズ2010」の経済効果を合わせると、8億米ドルを上回ることが明らかになった。

トライネーションズ・チャンピオンシップに関するMasterCardの調査では、南半球でラグビーが産業に与える経済効果は高く、トライネーションズの試合開催により、南半球の開催都市の地域経済に非常に高い経済効果があることがわかった。

中でも、オーストラリア対ニュージーランド戦が開催されるシドニーでは、2,800万米ドルという今大会最大の経済波及効果があると予想している。また、ヨハネスブルグとクライストチャーチにおいても、開催試合による経済効果はそれぞれ1,960万米ドル、1,200万米ドルと試算している。

また、アルゼンチンでは現在のトライネーションズ参加国を上回る勢いでラグビー人気が高まっているが、アルゼンチンが2012年から参加することにより、同大会の経済的価値は長期にわたり高まるものと予想している。国内での試合開催によるアルゼンチン経済への波及効果は、1試合あたり800万~1,200万米ドルに上るという。

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