ファミリーマート、“気軽に贈れる”カジュアルギフトとしてのPOSAカードを提案

2016年8月30日8:00

オリジナルのメッセージカードや封筒とともに販売

ファミリーマートでは、2012年10月からPOSAカードの販売を開始。2015年10月からはギフト需要に焦点を当て、オリジナルのメッセージカードやギフト用封筒の販売を始めた。当初、POSA販売においては、自己利用がほとんどを占めていたが、これらの取り組みの成果があって、ギフト利用は着々と拡がりを見せている。秋以降の本格的ギフトシーズンに向け、引き続きカジュアルギフト市場の開拓・拡大に力を入れる。

2012年よりPOSAカードの取り扱いを開始
売上は年々拡大し、重要な商材に

ファミリーマートでは、2012年10月から、POSレジでの支払いが確定した時点でカードを有効化する、プリペイド型のPOSA(InComm’s Fast Card Point of Sales Activation)カードの販売を行っている。

「iTunes Card」「GREEプリペイドカード」「Mobageモバコインカード」など15種から取り扱いをスタートし、徐々に券種を追加。店内で通行量の多い雑誌コーナーのそばに専用コーナーを設け、さらに2014年6月には最大108アイテムを陳列できる4面回転式の専用什器を導入するなどして利用促進を図ってきた結果、売り上げは好調に推移してきた。

70種類を超える券種の中でも圧倒的に人気が高いのは「iTunes Card」と「Google Playカード」で、不動の1位、2位を占める。

右からファミリーマート 商品本部サービス・雑誌部 エンタテイメント・雑誌グループ マネジャー 佐藤邦央氏、同部 関千文氏

右からファミリーマート 商品本部サービス・雑誌部 エンタテイメント・雑誌グループ マネジャー 佐藤邦央氏、同部 関千文氏


自己需要に加え、新たにギフトユースの取り込みに注力

取扱開始から数年を経て、商品の認知が進み、リピーターが増加。売り上げは依然、拡大を続けているものの、伸び幅は当初より緩やかになっている。この伸びに再度弾みをつけようと、同社が力を入れているのがギフトユースの取り込みだ。

ギフトボックス。左からHappyBirthday、POSAギフトラッピング(BOX・リボン付)、POSA ギフトラッピング(のし)

ギフトボックス。左からHappyBirthday、POSAギフトラッピング(BOX・リボン付)、POSA ギフトラッピング(のし)

そもそもPOSAカードは、欧米では多くがギフトに利用されている。それに対して日本では、大多数のカードシリアル番号が有効化してからすぐに使用されていることから推測できるように、ほとんどが自己利用のために購入されている。日本市場には大いにギフト需要の伸びしろがあると考えられるのだ。

ファミリーマート 商品本部サービス・雑誌部 エンタテイメント・雑誌グループ マネジャー 佐藤邦央氏は、「ギフト利用を拡大するために、同社では、ギフトシーズンにおけるキャンペーンの展開といった短期的な取り組みのみならず、恒常的な取り組みが重要と考えています」と口にする。

そこでオリジナルのギフト用封筒を開発し、2015年9月からの東京都内のファミリーマート店舗でのテスト販売を経て、2015年10月20日から全国のファミリーマートで販売を開始。現在は、イラストレーターShogo Sekine氏とコラボした「For You」「Happy Birthday」「Thank You」の3 種類のギフト用封筒(税込み各300 円)、のし袋調のギフト用封筒(税込み162円)、2種類のギフト用BOX(税込み各324円)をラインナップしており、お客さまの反応も上々という。同部関千文氏は、「利用シーンに合わせたコラボ封筒では『Happy Birthday』が特に売れています」と説明する。

「プリペイドカード&ギフトカードガイドブック」から一部抜粋

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