伊藤忠食品、将来的に食品カードNO.1のポジションを目指す

2016年9月13日8:34

ノベルティ向け提案を強化し “交換系”プリペイドカード市場を確立

伊藤忠食品は、ギフトNO.1に向けた取り組みの1つとして、ギフトカード事業を展開。同社独自にカードを作成して販売しているほか、カードの企画から商品の調達、発行、残高管理、商品交換用Webサイトの運営、プロモーションサポート、商品提供までをパッケージにして、企業に提案している。今後さらにノベルティ利用などを活性化させ、カード利用経験者を増やすことで、交換系プリペイドカード市場の確立を進めていく。

ギフトマーチャンダイジングに取り組む
企画から販促、商品提供までサポート

食品・酒類卸の伊藤忠食品は、昭和以前より洋酒などを贈答品として取り扱い、卸の中でもギフトに強みを持つ企業として、新たなギフトマーチャンダイジング機能の構築を進めてきた。全国各地の地酒や名産品を新鮮なまま販売店や消費者に届けるために、1990年に産地メーカー、運送業者をネットワーク化した総合システム、パルディス(PARDIS :PArtners Regional goods DIstributing System)を構築。同社オリジナルのギフトカタログ「パルディス」を作成・配布しているほか、企業の要望に応じてカスタマイズしたギフトセット、ギフトカタログを製作し、商品調達から配送までをトータルなソリューションとして提供している。

アサヒスーパードライ鮮度ギフトカード

アサヒスーパードライ鮮度ギフトカード

2011年からは、これを発展させ、消費者の新たなギフトニーズに応えるギフトマーチャンダイジングの取り組みとして、サーバ管理型のギフトカード事業(プリペイドカード)の展開を始めた。同社独自にカードを作成して販売しているほか、カードの企画から商品の調達、発行、残高管理、商品交換用Webサイトの運営、プロモーションサポート、商品提供までをパッケージにして、企業に提案している。

ギフトカードの使い方は、いたってシンプルだ。専用サイト「ギフトカードモールexchange.com」にアクセスし、カード裏面に記載されているカード番号、PIN番号を入力してログイン。すると、そのカードで購入できる商品が表示されるので希望のものを選び、配送に必要な情報を入力して手続きが完了。商品は宅配便で届けられる。伊藤忠食品 商品本部 ギフト事業部 副部長 岡本章司氏は、「ギフトカタログがWeb上にあるというイメージです」と説明する。

ギフトカードで交換できる商品数は、券種によってさまざま。1種類だけというものもあれば、80種類に及ぶ商品の中から選択できる「お取り寄せグルメ」のようなものもある。

ギフトカードの券面には、オリジナルのデザインを施すことが可能だ。形状や材質も自由に変えられる。

一方、カードは作成せずに、コードのみを発行するカードレスのサービスも実施。メールなどで送ることができるため、郵送費などがかからず、企業にとってはコスト削減という点でメリットが大きい。

企業にノベルティとしての利用を提案
売上は毎年2桁の伸びを記録

カードの販路としては、クレジットカード会社のポイント交換プログラムの他、イオンのギフトカードモール「うれしーど」をはじめとするECサイトや、量販店の実店舗のギフトカードコーナーにも陳列している。

並行して、企業にノベルティとしての利用を提案。福利厚生の一環として、あるいは報奨品として従業員に配布するケースも増えている。

ギフトカードの金額も数百円から数万円までさまざな種類のカードがあるが、現在のところ、2,000円から5,000円前後のカードが好調だ。

ノベルティにギフトカードを提案

ノベルティにギフトカードを提案

「プリペイドカード&ギフトカードガイドブック」から一部抜粋

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