ブロックチェーン技術の電子マネーへの有用性を実証、トランザクションコストを30%抑制(アララ)

2016年10月11日17:15

アララは、 テックビューロが提供するブロックチェーン基盤プラットフォーム「mijin」を使い、同社が展開する電子マネーサービスにおけるブロックチェーンの利活用に関する実証実験を行った。

実証実験の概要

実証実験の概要

アララでは、主力サービスとしてスーパーやカフェ等の店舗向けにハウス電子マネー/CRMサービス「point+plus(ポイントプラス)」を提供している。同実証実験では、ブロックチェーン技術によって可能となる「システムのダウンタイムゼロ」、 「取引時の整合性の担保」の面において、実サービスとシステム構成が近しい社内通貨決済システムを構築し、実サービスへの展開の可能性を検証した。

その結果、比較的安価なサーバでも、性能面では分間3,000以上(時間200,000以上)の取引を安全に行えることを確認したそうだ。 加えて、データの改ざんが困難かつデータ消失を防止する仕組みに実用性、容易性が高いことを確認したという。

アララでは、1トランザクションあたりのコストは、現行システム比30%程度まで抑えることができると見込んでいる。また、トランザクション数が増えることで、よりその効果は高まると考えているそうだ。

今後はブロックチェーンの活用により、大規模店舗との取引時における大幅なコストダウン、将来的なビジネス展開への応用も見込まれるため、継続的な開発を行っいくという。特にアジア諸国の金融機関からのブロックチェーン技術に対する注目度は高いため、同社としても積極的に実用化に向けて取り組む。なお、同実証実験を踏まえ、アララでは1年以内の実用化を目指す。

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ペイメントナビ編集部

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