西武信用金庫がスマホ決済サービス「Coiney」を中小企業事業者に提案(コイニー)

2016年10月20日9:08

地域活性化に向け、店舗のクレジットカード決済環境を整備

スマートフォンやタブレット端末を使ったクレジットカード決済サービス「Coiney(コイニー)」を提供するコイニーは、2016年10月19日、西武信用金庫と中小企業事業者に対し導入支援を行う業務提携を開始した。西武信用金庫は、東京都・埼玉県・神奈川県の一部を事業区域としているが、中小企業に対しコイニーの導入支援を行う。当日には、西武信用金庫本部で業務提携の調印式も行われた。

西武信用金庫では地域商店街の活性化のツールとして提案
年間1,000件の導入を目指す

コイニーでは、スマートフォン・タブレット端末を使い、低コストでクレジットカード決済の利用を可能にする「Coiney」をさまざまな業種・事業者に提供している。今回の業務提携により、西武信用金庫の72本支店を通じてCoineyを使ったクレジットカード決済環境を地域の中小企業事業者に勧めていく。まずは、年間1,000件の導入を目指す。

調印式の様子。コイニー 代表取締役社長 佐俣 奈緒子氏(左)と西武信用金庫 理事長 落合寛司氏(右)。西武信用金庫は新たなサービスを信用金庫の中でも先行して提供しているという

調印式の様子。コイニー 代表取締役社長 佐俣 奈緒子氏(左)と西武信用金庫 理事長 落合寛司氏(右)。西武信用金庫は新たなサービスを信用金庫の中でも先行して提供しているという

西武信用金庫では、地域社会の発展に寄与することを目的に活動する協同組織金融機関となる。顧客企業に対するコンサルティングによる創業・新規事業支援や経営改善支援、地域の面的再生への積極参画、および地域や利用者に対する積極的な情報発信を行い多様な顧客利便性の提供を実施している。

商店街の店舗への支援も実施しているが、売上を活性化させるための決済環境の整備の提案は難しい部分もあったという。また、訪日外国人旅行者の増加、2020年の東京五輪に向け、商店街の決済環境を整備することで、クレジットカード利用者の受け入れ体制を整え、地域経済活性化に貢献していく目的があったそうだ。

中小企業事業者には、IC付きクレジットカード(ICカード)に対応した読取り端末を提供する。店舗は、決済手数料3.24%(VisaとMasterCard)からクレジットカード決済を受け付けることができる。西武信用金庫に対しては、紹介を受けた事業者数に応じたインセンティブがコイニーから支払われる。

「Coiney ターミナル」

「Coiney ターミナル」


金融機関との提携を積極的に進める
「Coineyペイジ」や「WeChat Pay」をまとめて導入可能に

「8月に長野県信用組合様と長野県内の事業者に対し導入の支援を行う業務提携を行いましたが、現在も地域金融機関との提携を進めています。中小企業事業者様がCoineyで受け付けたカード決済の売上金額は、申し込み時に登録した銀行口座に支払われますが、西武信用金庫様の口座活性化につながる部分もあります」(コイニー 取締役 井尾慎之介氏)

コイニー 取締役 井尾慎之介氏

コイニー 取締役 井尾慎之介氏

なお、コイニーでは、8月31日から、誰でも決済ページがつくれる「Coineyペイジ(Coiney Payge)」および「CoineyペイジAPI(Coiney Payge API)」の受付を開始。コイニーと契約した企業は、実店舗での決済に加え、同サービスも利用することが可能だ。

また、テンセントが提供するモバイル決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」取扱のアクワイアリング契約を締結しており、2017年の一般公開に先駆け、東急カード(東急百貨店、東急ハンズ、渋谷ヒカリエ等に導入)、三井不動産の商業施設に提供を開始している。従来、国内で「WeChat Pay」を提供する企業は信託スキームが多いが、コイニーではアクワイアラとして導入を推進するのが特徴となっている。井尾氏は、「年明けには、弊社と契約を結べば、『Coineyペイジ』、『WeChat Pay』によるQR決済をまとめて導入することが可能となります」と語った。

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