決済装置に複数の加盟店契約を登録し切り替えて使用する仕組みで特許を取得(フライトシステムコンサルティング)

2017年2月1日18:58

フライトシステムコンサルティングは、 このほど電子決済事業における研究開発から生まれた、決済装置に複数の加盟店契約を登録し切り替えて使用する仕組みについて、特許権を取得したと発表した。

フライトシステムコンサルティングでは、2009年よりiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする電子決済ソリューションの開発に着手し、2010年9月に大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」の販売を開始した。2016年3月には1台でさまざまなカードの読取が可能な最新鋭のマルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」の発売を開始している。

2つの特許技術を使った新しい決済

今回の特許の発明の名称は、“決済端末装置および方法ならびにプログラム”となる(特許番号:第6075608号)。クレジットカードを導入する大企業の中には、 1社で異なる製品・サービスを提供しており、 異なるカード手数料率の加盟店契約を有する企業がある。例えば大手ホテル事業者では「宿泊」「レストラン」「宴会場」、 自動車ディーラーでは「車の販売(高額取引)」「オイル交換(少額取引)」などの際して異なる加盟店契約を締結する場合がある。

クレジットカード決済端末単位で見ると、従来は1つの加盟店契約に対し1台の端末が必要となり、運用上とても煩雑かつ高コストになっていたそうだ。

同特許は、複数の加盟店契約を取り扱う上で、決済端末を複数台用意するのではなく、 iPad等のアプリケーション内で加盟店契約を切り替えるという新たな機能を実現しているという。導入先企業では、用途にまたがり決済端末を共通化しつつも、決済時に「どの加盟店契約での決済なのか」を選択することで適切な加盟店契約での決済を1台で実現することが可能だ。レジ周りの省スペース化、保守部材の共有化、ピーク利用時に合わせた柔軟な対応等、同社では導入先企業でのメリットは大きいと考えている。

また2016年11月14日付開示「複数暗号鍵の切替に関する特許(特許番号:第6031407号)」と併用して利用することで、従来の決済装置では実現できなかった、複数加盟店の切替と複数暗号鍵の切替を1セットの決済装置で実現するそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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