世界の航空会社が展開するプリペイドやデビット機能搭載のカードは?

2017年2月8日8:33

世界の航空会社では、オンラインプリペイドカードベースのトラベルカードを発行している。その多くは、FFP(Frequent Flyers Program)機能が搭載され、デュアルインターフェースのICカードを採用し、Visa payWaveないしMastercard Contactlessのコンタクトレスペイメント機能を有している。

その歴史をみると、2012年にニュージーランド航空から、FFP機能が搭載されたMastercardブランドのバリューのリロードが可能なオープンループのオンラインプリペイドカードのトラベルカードである「One Smart プリペイドマスターカード」 が世界で初めて発表された。同カードは、当初からデュアルインターフェースのICカードによるMastercard Contactlessのコンタクトレスペイメント機能が付いている。

LCC(Low Cost Carrier、格安航空)でもマレーシアベースの大手LCCのエアアジア(Air Asia)やオーストラリアベースのLCCのJetstarもオープンループのオンラインプリペイドカードのトラベルカードを導入している。ただし、JetstarのプリペイドカードにはFFPマイレージ機能は搭載されていない。

日本では、2016年1月、ANA(全日空)からANAマイレージクラブのポイントプログラム機能が搭載されたVisaブランドでバリューのリロードが可能なオープンループのオンラインプリペイドカードである「ANA VISAプリペイドカード」が発行された。

なお、IC電子マネー機能を搭載したFFPカードは、日本以外に例を見ないという。JAL(日本航空)がイオングループの「WAON」を搭載した「JMB WAONカード」を、ANA(全日本空輸)が楽天グループのIC電子マネー「楽天Edy」を搭載したANA Edyカードをそれぞれ発行している。

JALの「JMB WAON」カード(出典:JAL)

また、世界の主なデビットカードベースのFFPマイレージカードとして、アメリカでは、Sun Trustとデルタ航空によるSun Trustデルタスカイマイルズマスターカードやバンクオブアメリカとアラスカ航空との提携によるバンクオブアメリカアラスカ航空VISAカードが発行されている。

日本ではJAL(日本航空)とりそな銀行や埼玉りそな、近畿銀行と提携したFFP機能搭載の「りそなVisaデビットカード一体型キャッシュカード〈JALマイレージバンク〉」が発行されている。ANA(全日本航空)もスルガ銀行とタイアップし、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」を発行している。

スルガ銀行とANA(全日本空輸)は、2016年10月21日、東京・日本橋のスルガビル2階に「スルガ銀行ANA支店 Financial Center」をオープンした。同施設では、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」を最短30分で即時発行可能

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