訪韓日本人観光客を対象にした韓国のインバウンド決済サービス「LINE両替」とは?

2017年2月24日10:10

LINEの子会社であるLINE Payが展開するモバイル財布アプリ「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を行うことができるモバイル送金・決済サービスだ。

2017年1月24日には、コンビニエンスストア「ローソン」の国内全店舗で、LINE Payで表示されるコードをレジに提示し読み取ることで決済が完了する「コード決済」の対応を開始するなど、サービスを広げている。また、2016年12月27日~2017年1月3日に開催した「LINEのお年玉」キャンペーンは、LINEでの新年の挨拶と「お年玉付き年賀はがき」の文化をスマートフォン上に取り入れ、当たったお年玉をLINE Payで受け取ることができるキャンペーンを実施し、ユーザーへの認知が進んだそうだ。

LINE Payは海外でも台湾、タイ、インドネシアといった地域でサービスを展開しており、2017年2月10日時点で世界1,000万人(解約除く)の利用者を突破している。

旅行者向けの取り組みとして、2015年10月には、韓国の大手金融機関である新韓銀行と提携し、外貨両替・ATM出金サービスを提供している。その第1弾として2016年4月にサービスが始まった外貨両替・ATM出金サービスは、クロスボーダーで利用可能なマネープラットフォームを目指す、訪韓日本人観光客を対象にした韓国のインバウンド決済サービスだ。また、“LINE両替”サービスは、LINE Payによる金融サービスで、コミュニケーションアプリのLINE上で展開している。

LINE Payのデコレーションが施された新韓銀行のATM

“LINE両替”により、韓国を訪問する日本人旅行者は、日本のLINE Payの口座にチャージされているバリューを、韓国国内に7,000台以上設置されている新韓銀行のATMを利用してウォン紙幣で出金することができる。

また、LINE Payアプリで地図をスマートフォンなどに表示し、近くの新韓銀行のATMを探すこともできる。LINEアプリ内で簡単な手続きを行うだけで、優遇為替レートが適用された韓国通貨のウォンを24時間365日(一部のATMを除く)いつでも引き出せる。

※「世界の観光と決済・カードサービス完全ガイド」

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