「カード決済とCRM/付加サービスの親和性」パーク24(後篇)

2010年9月16日12:21

「カード決済とCRM/付加サービスの親和性」パーク24(後篇)

パーク&ライドのデータ分析も実施

マーケティングデータをWebで提供へ

パーク24 事業企画本部 技術開発室長 岩渕泰治氏

JR西日本とはパーク&ライドのデータ分析も行っている。例えば、タイムズ姫路駅西第2(JR姫路駅)、タイムズJR加古川駅北第2(JR加古川駅)、タイムズJR大久保駅前(JR大久保駅)に車を止めた人がどのエリアまで乗車しているのかを分析。その結果、JR姫路駅に近いタイムズ姫路駅西第2に駐車した人は大坂まで乗車する割合が半数以上に達した。一方、JR加古川駅に近いタイムズJR加古川駅北第2に駐車した人は神戸駅が38%、大阪駅が36%となっている。またJR大久保駅に隣接したタイムズJR大久保駅前に止めた人は、比較的年齢層が高く、神戸駅や隣駅の明石まで利用する傾向が表れた。

福岡市交通局などでもパーク&ライドで乗車した人がどこまで移動しているのかをデータで分析しているという。今後は鉄道事業者に対し、マーケティングに役立つデータをWeb上で提供するサービスを検討している。

「エコフレンドリー賞」を受賞

カーシェアリングとの連携も視野に

パーク&ライドの実施は、タイムズのリピート利用にも大きな成果を生んだという。

 「駐車場は一回利用していただくとリピーターになり、次回以降も同じ箇所に止めていただく可能性が高いです。パーク&ライドを利用していただいている方の6~7割は、パーク&ライドサービスのご利用以外の日にも同じ駐車場を利用していただいています」(岩渕氏)

同社のパーク&ライドの取り組みは環境負荷低減や交通渋滞緩和などに貢献したことが評価され、第8回日本鉄道賞において「エコフレンドリー賞」を鉄道以外の民間事業者で初めて受賞した。岩渕氏はこれまでの成果を踏まえ、「駅から近い距離でそれなりの駐車台数を確保できるタイムズにはパーク&ライドを標準で整備したい」と力を込める。同社では今後、鉄道だけではなく、同社が展開するカーシェアリングサービスとの連携も視野に入れる方針だ。

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