銀行口座を利用したスマホ決済サービスを2018年度上期に実用化へ(NTTデータ)

2017年3月21日21:38

NTTデータは、スマホアプリと銀行口座を連動させたスマホ決済サービスについて、2018年度上期をめどに開始すると発表した。同社では、2017年度上期中に、スマホアプリとメガバンク・地方銀行等の複数銀行口座を連動させた「スマホ決済サービス」について実証実験を行う予定だ。なお、同実証実験は、複数の金融機関の協力のもと、さまざまな加盟店のリアル店舗およびEC店舗にて行う予定となっている。

銀行口座と連動したスマホ決済の概要

昨今のEC市場の拡大や、スマートフォンを中心としたモバイル端末の普及率拡大に伴い、スマートフォンを軸とした決済サービスの重要性は高まってきている。スマホ決済サービスについては、現時点ではクレジットカードをベースにしたものや、一旦バーチャル口座にチャージをして利用するものが大半で、銀行口座からダイレクトに資金を移動させる決済サービス(デビットカード決済)は普及していない状況だ。

NTTデータでは、決済時と同時に銀行口座から引き落とされる銀行口座決済について、学生のようにクレジットカードを持たない/持てない層だけでなく、堅実に買い物をしたい層など、幅広い消費者層に対して受け入れられるものと考えているそうだ。

今回、NTTデータが立ち上げるサービスは、利用者自身が所有する銀行口座をあらかじめ、専用のスマートフォンのアプリに登録しておくことで、複数加盟店で、スマホ決済ができるサービスとなる。

利用者は、現金やカードを持ち歩かなくても、スマートフォンさえあれば、決済が可能になる。また、1度登録をすれば、決済時に都度、口座番号を入力する必要がなく、さらに指紋認証や暗証番号等でセキュリティを担保する。

加盟店側のメリットとして、クレジットカードを持たない/持てない利用者層等幅広い消費者層に対し、新たなキャッシュレス決済手段の提供が可能となり、消費者の囲い込みやオペレーションの効率化が期待できる。

金融機関側のメリットとして、自行が開拓した加盟店だけでなく、他行開拓の加盟店でもスマホ決済が可能となり、自行カードホルダーの利便性向上が期待できるそうだ。

NTTデータでは、2018年度上期を目処に、実証実験で得た結果等を踏まえ、銀行口座を使ってあらゆる加盟店でスマホ決済ができるサービスの提供を目指す。

サービスコンセプト

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