インコム 社長 最高経営責任者ブルックス・スミス氏インタビュー(1)

2010年9月21日10:20

 ギフトカードモールを約22万店で展開
「日本を起点にアジアでの展開を図りたい」

流通加盟店の店頭にさまざまなブランドのプリペイド・ギフトカードを陳列して販売する「ギフトカードモール」を展開するインコム。全世界で約22万カ所の流通・販売網を構築しており、2009年度は100億ドルを超えるプリペイドカード、ギフトカードを販売している。同社のPOSA(InComm’s Fast Card Point-of-Sales Activation)技術はギフトカードの販売において製品の販売や消費者への利便性に大きな変革をもたらしたという。国内でもコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンで運用がスタートするなど、採用が加速している。同社の社長で最高経営責任者であるブルックス・スミス氏に国内外での同社の取り組みについて説明してもらった。

さまざまなギフト・プリペイドを発行

売上は1兆円を達成

――現在のインコム様のマーケットでの立ち位置についてお聞かせください。

ブルックス・スミス:弊社は92年からプリペイド・ギフトカードのビジネスを開始しましたが、ギフト・プリペイドカードの流通事業者としてはもっとも大きなシェアを占めていることは間違いありません。現在、音楽やコンテンツなどのカード、プリペイドカードなどのリチャージカード、クローズドのギフトカード、VisaやMasterCard、AmericanExpressなどの国際ブランドが発行するオープンループカードなどを展開しています。

インコム 社長 最高経営責任者ブルックス・スミス氏(左)と日本法人のインコム・ジャパン 代表取締役社長 荒井琢麿氏(右)

――2008年以降、御社ビジネスは不況の影響を受けましたか?

ブルックス・スミス:不況になると特に影響を受けるのはクローズドのギフトカードです。流通店舗への足が遠のく影響で若干ですが成長率は落ちています。ただし、音楽やゲームなどのコンテンツカードは対前年度でプラス200%、オープンループは対前年比でプラス40%強の売り上げを達成することができました。ギフトカードモールは約22万店で展開しており、販売金額は100億ドルに達しています。

プリペイドに関しては給料などのペイロールカード、医療用、ロイヤリティプログラムなど、決済以外の手段でも利用される傾向がありますので、今後はデビットやクレジットカードに肉薄してくると思います。

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