インコム 社長 最高経営責任者ブルックス・スミス氏インタビュー(2)

 2010年9月21日10:25

インコム 社長 最高経営責任者ブルックス・スミス氏インタビュー(2)

――ビジネスを展開する上での御社の強みをお聞かせ下さい。

ブルックス・スミス:弊社が業界で確固たる地位を築いた理由としては技術力があります。弊社には350人の技術者がおり、オープンループカードは競合よりも4年も早く展開しています。また、有効化処理を行うアクティベーションだけではなく、ディアクティベーションという返品処理を行う技術を有しており、流通事業者様からの評価は非常に高いです。

当然、ギフトカードだけではなく、多彩なカードを販売できる点も競合他社にはない強みであると考えています。

音楽やゲームといったコンテンツカード、クローズズドのギフトカード、オープンループカードなど、多くの分野におけるギフトカード製品を販売(東京ゲームショウより)

――海外展開についてお聞かせください。

ブルックス・スミス:米国の売上が一番高いのは事実ですが、カナダは米国と比べても遜色のない市場に成長しています。欧州もイギリスを起点に品揃えが増えている状態です。後は日本、メキシコも成長市場です。

日本ではプロダクトの開拓がカギに

ブランド発行カードの伸びに期待

――日本の市場についてはどのようにお考えですか?

ブルックス・スミス:アジア全体を見た時に日本が中心になると考えています。なぜなら、日本の方はプリペイドに対する理解が高いからです。まず日本で成功体験を積んで、中国などの市場に展開していきたいと考えています。

これまでの日本での成果には満足しています。実際にプリペイドやギフトカードを販売する流通事業者も期待した以上の成果を残していただいています。

――今後の日本展開でカギになる部分をお聞かせください。

ブルックス・スミス:セブン-イレブンへの導入を含め、販路は開いていますので、今後はプロダクトの開拓がカギになると思います。ギフトや音楽などのコンテンツカード以外に国際ブランド発行のオープンループカードを立ち上げていきたいと思います。今後は日本でもオンライン専用で利用できるオープンループカードから、徐々にリアルの世界へ広がっていくのではないでしょうか。全世界的にみてもVisaやMasterCardはプリペイドを強化していますし、発行金額も非常に伸びているので期待は大きいです。

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