QR決済が中国を変える(カードBizと僕の勝手気ままログ)

2017年6月12日17:31

中国の調査会社iResearchによると、2016年の中国モバイル決済額は38兆元(約600兆円)になった。これは中国GDPの半分を超える。

 

中国モバイル決済のほとんどがQR決済。NFC非接触決済は微少である。QRはモバイル機器を選ばず、OSにも依存しない。スマートフォン利用者であれば、誰でも利用できることが普及の背景にある。

 

マーチャントも手軽にQR決済を受付けられる。カード決済端末を導入する必要はない。マーチャント固有のQRコードを印刷したポップやステッカーを店頭に掲示しておけばいい。

 

利用者はそれをスマートフォンでスキャンし、金額を入力して決済する。この簡便なQR決済は中国人の日常生活に溶け込み、現金で決済する人が減って、モバイルQR決済する人が増えている。プラスチックカードで決済するよりも圧倒的に多い。

 

中国ではQRコードが経済を牽引していることから、中国経済をコードコノミー(CodeとEconomyをつなぎ合わせた造語)と呼ぶ人もいる。

 

中国のモバイルQR決済を牽引しているのはAlipayとWeChat Pay。両者が競って利用促進キャンペーンを打っているのも、モバイル決済拡大の原動力になっている。

この記事の著者

日本カードビジネス研究会

日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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