駐車場におけるネットワーク型ETC技術の試行運用を実施(ソニーペイメントサービス等)

2017年7月26日21:57

ソニーペイメントサービスは、ETC2.0普及促進研究会の各社と共同で「ETC多目的利用サービスの拡大」に向けて取り組んでいるが、2017年10月からETC2.0普及促進研究会は、駐車場におけるネットワーク型ETC技術の試行運用を実施することとし、協力してもらうETCカード決済のモニターを募集する。

ネットワーク型ETCの駐車場への活用イメージ

ETC2.0普及促進研究会は、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」の中において示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、各社が持っている技術及およびノウハウの粋を集約し、「ETC多目的利用サービスの拡大」の実現に向けて検討を進めてきたという。

また、検討において、NEXCO中日本を通じて国土交通省の指導を得て、セキュリティが確保された安全なシステム運用の実現が可能である目途がついたことから、駐車場においてネットワーク型ETC技術を活用した試行運用を行い、一連の技術面・運用面の検証を実施するために、駐車場におけるETCカード決済のモニターを募集するそうだ。

具体的なモニター募集内容として、試行運用の場所は新静岡セノバ駐車場となり、10月2日~12月25日まで実施する(延長の可能性有)。モニターとして、「LuLuCaパレッタVISAカード」のETCカードを保有している150名を募り、ETC車載器もしくはETC2.0車載器を設置した自身の車で新静岡セノバ駐車場を利用できる人となるそうだ。さらに、20歳以上でインターネットに接続でき、メールアドレス保有者となる。

モニター特典として、試行運用期間中、1回3時間まで無料(1カ月間に5回まで適用)、アンケート回答者に500円相当のLuLuCaポイントを提供する。

なお、ETC2.0普及促進研究会の会員企業及び役割は、沖電気工業(情報通信機器メーカー)が民間利用のETCアンテナ開発、青菱コミュニティ(三菱プレシジョン子会社)がETC対応駐車場機器の保守・運営、ソニーペイメントサービス(ソニーグループ)がETCのクレジットカード決済代行、中日本高速道路(高速道路会社)がETC無線のセキュリティを管理(暗号の復号化など)、日本工営(建設コンサルタント)がETC民間利用の需要調査、企画策定、三菱プレシジョン(三菱電機グループ)がETC対応駐車場機器開発、メイテツコム(名古屋鉄道グループ)が各ETC対応システム機器の連携システム構築となる。また、事務局のドライブメディア(ITSコンサルタント)は全体の取り纏めを行う。

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ペイメントナビ編集部

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