モブボイ向けにPEARL ConnectでeSEとeSIMの機能を統合(OT-モルフォ)

2017年9月11日18:47

OT(オベルチュール・テクノロジーズ)とサフラン・アイデンティティー・アンド・セキュリティー(モルフォ)が合併して生まれたOT-モルフォ(仮称)は、このほどスマートウォッチと人工知能の大手企業モブボイが、開発中の新しいTicwatchにOT-モルフォの新バージョンのPEARL製品を採用したと発表した。「PEARL Connect」と呼ばれるPEARLは、市場初の製品であるそうだ。機密サービスを保護する組み込みセキュアエレメント(eSE)の機能がセルラーネットワークへの接続を管理する組み込みSIM(eSIM)の機能と組み合わせられた。

PEARLのさまざまなバージョンがすでに世界で2億5,000万台を超えるスマートフォンやウェアラブル機器に導入されているため、世界の主要な決済方式すべてで認証を受けた非接触サービスの展開が可能になるとした。同マルチアプリケーションプラットフォームは、交通、アクセスコントロール、セキュア・ストレージのユースケースに加え、自動車のキーレスエントリーなど、その他の付加価値サービスにも対応しているそうだ。また、生体データがeSEの外部に漏れるのを防ぐバイオメトリックマッチングのアルゴリズムも搭載している。

PEARL Connectは、1つのコンポーネントに2つの製品機能を収めるという課題に対応。OEMにとって、PEARL Connectの主な利点はスペースの節約であり、現在デバイスで使用している2つのチップを置き換えて、eSEとeSIMの両機能を1つのコンポーネントで実装可能だ。

以前のPEARL eSEバージョンと同様に、PEARL Connectを搭載したTicwatchのエンドユーザーは、時計でNFCサービスを利用できる。さらに、PEARL ConnectではeSIM機能もサポートしているため、エンドユーザーは、GSMAがコンシューマー機器のリモートSIMプロビジョニング用に定義した仕様にしたがって、自分の時計で専用サブスクリプションをアクティベートできる。

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ペイメントナビ編集部

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