POSシステムやポイントシステムのカード情報をセキュアに管理する「ハイパーコンバージド・ソリューション トークナイゼーションモデル」を販売(日立システムズ)

2017年9月14日11:53

日立システムズは、クレジットカード番号等の機密情報を取り扱う企業向けに、カード番号等のセキュアな管理を支援するソフトウェアとITインフラをセットで提供する「ハイパーコンバージド・ソリューション トークナイゼーションモデル」を2017年9月14日から販売開始すると発表した。

製品導入前と導入後の効果例(POS システム/ポイントシステム)(日立システムズ)

同製品は、カード番号を不可逆の別番号に置き換えて管理(秘匿化/トークン化)するソフトウェアと、サーバーやストレージ、仮想化ソフトウェアなどの ITインフラをセットにし、短期間で利用できる状態で提供するもので、主にクレジットカード番号を内部に保有しているPOSシステムやポイントシステム向けに適用できる。企業等は、同製品を利用することで、クレジットカード番号をセキュアに管理するシステムを個別に開発するよりも、低コストかつ短期間で導入することが可能になるそうだ。

また、同製品はクレジットカード番号だけではなく、マイナンバーや個人情報などの機密情報を扱う場合でも、秘匿化により機密データを扱う範囲を極小化し、セキュリティを向上させることができるという。

同製品は、暗号化ソフトウェアに、40年以上の実績を持つThales e-Securityの製品を活用している。同製品により、カード番号を乱数により生成する別の情報に置き換えることで、単体では全く意味のないデータにすることが可能だ。また、暗号化や特権ユーザーコントロール、ファイルアクセス監査等の要件に対応し、セキュリティとコンプライアンスコントロールを包括的にカバーする。

カード会社や加盟店は、同製品の導入により、カード番号を秘匿化することができるようになり、PCI DSSで求めるセキュリティ対策に関する監査項目の多くを監査対象外にすることができるため、PCI DSSへの準拠を効率的に行えるようになる。

日立システムズは、同暗号化ソフトウェアを 2016年から販売。今回、これまでの提案活動を通じて把握した顧客の課題やニーズを分析し、それらを解決するため、暗号化ソフトウェアと2017年3 月に発売を開始した「ハイパーコンバージド・ソリューション」のエントリーモデルを組み合わせ、同モデルを製品化した。同製品は対策に必要なソフトウェアやハードウェアを予め設定した状態で一括提供するため、カード番号を安全に管理するシステムを個別に開発するよりも、低コストかつ短期間で導入することが可能になる。

同製品の販売・導入は、日立システムズが対応。また、運用・保守についても、オプションで保守サービスを提供しており、万一トラブルが発生した際には、全国約300カ所のサービス拠点網を生かし、オンサイト対応(訪問での修理・交換)などに対応することが可能だ。

システム構成イメージ(日立システムズ)

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ペイメントナビ編集部

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