2017年9月25日9:00
米国小売業界はアマゾンの影響で軒並み売上が激減。店舗閉鎖はあとを絶たず、かつて賑わいをみせていた大型モールには閑古鳥が鳴いている。
いま、米国小売はビジネスモデルの大転換を迫られている。
そんな中、ノーといわない百貨店ノードストロームが、新たなコンセプトショップを発表した。ノードストローム・ローカル(Nordstrom Local)である。
地域のコミュニケーションハブとして機能するこのショップは、コンビニのグレードアップ版。通常は14万スクエアフィートの広さだが、ローカルはその2%、3,000スクエアフィートしかない。
特定の在庫をもたず、スタイリストが顧客と相談しながら商品を選定し、それを顧客に届ける。オンラインで購入した商品を当日にここでピックアップすることも可能だ。
ネールサービスやビールやワイン、ジュース、エスプレッソなどのドリンクも用意して、顧客との人間的な関係構築を重視する。1号店は10月3日、ウェストハリウッドにオープンする。