「地域で囲い込め!ICカードのポイント・販促活用に迫る」~ぱど(2)

2010年9月28日14:05

「地域で囲い込め!ICカードのポイント・販促活用に迫る」~ぱど(2)

貯めたポイントは直後に使えるリアル処理

飲食店はすでに8割のポイント利用

利用者はおサイフケータイを店頭のPOCKETTAにタッチするだけで、ポイントを貯めたり、利用することができる。基本的には100円の利用で1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント1円として利用できる仕組みだ。

利用者は初回利用時に端末に携帯電話をタッチすると空メールが送られ、指定のURLにアクセスして会員登録を行う。会員登録後は専用のマイページでポイント管理を行うことができる。

会員は加盟店でポイントを貯める、あるいはポイントを利用すると、当日にその情報がメールで配信される。また、例えば同じ利用者が2枚のカードでそれぞれポイントを貯めた場合、両ポイントを合算することも可能だ。

ぱど 商売名人プラス推進室 課長 鈴木啓功氏

「貯めたポイントは別の店舗で即日利用が可能です。リアルでポイント処理が行われている点もぱどポの強みです。店舗によっては来店ポイントを設定しているところもあります」(ぱど 商売名人プラス推進室 課長 鈴木啓功氏)

展開地域において、3カ月間のポイント利用状況を見ると、貯まったポイントに対し、利用される比率は約4割。「なかでも飲食店は8割のポイント利用があり、2年間の有効期限に対し、この利用率は高いと思います」と鈴木氏は自信を見せる。

なお、加盟店は初期費用3万5,000円、月額利用料2万5,000円とポイントの発行費用×2円の費用を支払う。その合計金額から利用されたポイント分を差し引いて月次で処理が行われる仕組みだ。

まだ、ぱどポを本格展開してから日が浅いが、鈴木氏は「成果は徐々にではあるが出始めている」と笑顔を見せる。例えば、ある焼肉店は3月からぱどポを導入した。同店舗では1月、2月と対前月比で100%を切っていたが、3~5月は売上が前月比100%をコンスタントに超えている。また、6月は貯めたポイントを利用する目的で来店する会員が多かったため、急激に売上がアップしたという。

ただ、「まだ店舗によって成果には差があるため、加盟店を増やすことにより、ぱどポの利用頻度を高めていきたい」と鈴木氏は説明する。

ぱどポには、店舗独自のメール会員を募集する機能も要している。そのため、店舗によっては、メール会員に登録したらポイントを2倍付与するキャンペーンを行い、順調に登録会員数を増やしているところもあるという。

現在、ぱどポイントの会員は約5万人。「店舗はぱどポの利用状況を自社の管理画面上で閲覧できますが、今後は見込み顧客へのアプローチなど、コンサルティングサービスも積極的に行っていきたい」(鈴木氏)とのことだ。また、ICカードを保持していない人への対応としてType Aの安価なカードを発行することも視野に入れている。

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