クラウドベースの統合型暗号管理サービスプラットフォームを発表(ジェムアルト)

2017年11月8日11:15

ジェムアルトは、2017年11月8日、クラウドベースの統合型暗号管理サービスプラットフォーム「SafeNet Data Protection On Demand」を発表した。同プラットフォームにより、企業は、機密データ保護、コンプライアンス準拠のための、さまざまな場所に散在する機密データのセキュリティ管理を大幅に簡素化できるそうだ。

SafeNet Data Protection On Demandは、既存のITシステムやDevOpsツールおよびクラウドサービスとの統合が容易な「データ・セキュリティ・アズ・ア・サービス(DSaaS)」プラットフォームで、データがどこで作成され、誰がアクセスし、どこに格納されるかにかかわらずデータを保護し、課題を解決するという。

SafeNet Data Protection On Demandにより、さまざまな規模の企業で、エンタープライズクラスのデータ保護が可能になる。同ソリューションは、ハードウェアやソフトウェアの購入・インストール・運用管理が不要で、従量制課金を採用する。これにより、ハードウェアセキュリティモジュールを実装するような高度なセキュリティ環境の統合が可能で、事業部門とDevOpsの間の垣根を取り除くことができ、新事業の市場投入までの期間を短縮できるとしている。

企業は、既存の事業、新規事業を問わずクリティカルなデータを保護できるため、ビッグデータ、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、IoT、デジタル決済など新たな優先課題に対応可能としている。

SafeNet Data Protection On Demand Marketplaceは、以下のようなセキュリティサービスを提供する。

①Hardware Security Module On Demand: 暗号鍵の安全性を確保し、暗号化、復号化、認証および電子署名サービスを行うことで、トランザクション、ユーザーID、アプリケーションを保護
②Key Broker On Demand: 企業が暗号鍵を自身で管理することにより、自社およびSalesforce などのSaaSやクラウドサービスベンダーとの間でシンプルかつ安全性の高い管理を実現
③Key Management on Demand:暗号鍵のライフサイクルにわたる集中管理を実現するとともに、業界標準プロトコルKey Management Interoperability Protocol(KMIP)をサポート。企業内での暗号鍵一括管理による「Bring Your Own Key(BYOK)」を実現し、セキュリティポリシーの範囲をマルチクラウド環境まで拡大
④ Encryption on Demand: ファイル、フォルダ、データベース、ストレージ、仮想マシンなどデータが置かれている場所にかかわらず機密性の高いデータ保護を実現

なお、同プラットフォームは、Amazon Web Services、Dell EMC、Google、IBM、Microsoft、NetApp、Huawei、Oracle、Salesforceなど幅広いITベンダーと連携できるよう設計され、利用企業などは自社または第三者のAPIを利用して、アプリケーションを開発・構築可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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