横浜元町のキタムラがスマートフォン決済サービス「はまPay」導入

2017年12月5日8:00

横浜発のサービスとして、地域で浸透する決済サービスになると期待

横浜元町オリジナルバッグを販売するキタムラ「元町本店」では、横浜銀行が提供するスマートフォン決済サービス「はまPay」をサービス開始とともに導入した。はまPay導入の経緯や現在の利用状況などについて、話を聞いた。

横浜を盛り上げるために「はまPay」に加入
利用者はスマートフォン一台でスマートに決済可能に

1882年から、横浜元町でバッグやシューズ・お洋服などを販売するキタムラでは、「優しさ、かわいらしさ、上品さ」をキーワードに、付加価値の高い商品やサービスを提供しているという。その元町本店では、2017年7月3日の「はまPay」スタート時からサービスを提供している。

キタムラ元町本店 店長 中陳氏

キタムラ元町本店 店長 中陳氏は、「横浜銀行様から『はまPay』スタート前の早い段階で話をいただき、弊社としても横浜を盛り上げるために加入することとなりました」と、導入の経緯を説明する。もともとキタムラでは横浜銀行と取引があり、また、普段の店舗での会計でも横浜銀行のクレジットカード「横浜バンクカード」で決済する人が多かった。さらに、はまPayは横浜発の決済サービスとして、横浜を活性化できるサービスであると考えたことから、導入に至った。

はまPayは、横浜銀行がGMOペイメントゲートウェイと協力してスタートしたサービスで、横浜銀行のキャッシュカードを保有する人がサービスの対象となる。横浜銀行の契約加盟店での決済時、消費者は専用のスマートフォンアプリを操作するだけで、事前に登録した横浜銀行の口座から決済金額を即時に引き落とし、支払いが可能だ。

導入に向けて、地元の人はもちろん、横浜出身者や全国から訪れる人がスマートフォン一台で便利に決済できる点は魅力的だった。キタムラでは、すでに店舗でiPadを活用しており、設備投資が不要で導入できたことも大きい。また、クレジットカードよりも安価な加盟店決済手数料で取引が可能だ。

サービスを開始して4カ月が経過したが、月の決済件数は5~10件。20代から50代まで、幅広い利用者が使用している。また、はまPay開始時には、キタムラでの決済シーンがテレビや新聞などで取り上げられたこともあり、消費者への認知も進みつつある。

キタムラでは、会計時に「はまPay」を使って買い上げ金額5,000円(税込)以上利用した人に対し、キタムラ タオルハンカチをプレゼントするなど、サービスの告知に努めている。横浜銀行の口座保有者であれば店舗での登録も可能であり、「名前などの情報を入力していただくだけで、5~10分もかからずに使用することが可能です」と、中陳氏は話す。

また、口座残高の範囲内で決済できる点、利用者自身で利用上限額を変更可能であり、携帯1つでお金の管理ができる点も魅力的だとした。

レジカウンターでも「はまPay」を告知

横浜元町や観光地などでの「はまPay」の導入に期待
キタムラでは元町三丁目店での導入も来年よりスタート

現在、横浜元町エリアでは、「STAR JEWELRY CAFE & Chocolatier」がはまPayを導入しているが、さらに導入店舗が増えれば、さらに消費者への認知は進むと期待している。中陳氏は、「たとえば、中華街やみなとみらいなどのエリアに広まっていくと、便利で、お買い物をしやすいサービスというイメージが伝わると思います。横浜銀行様からは、今後もはまPayを導入される店舗が増えると聞いていますので、将来的には元町三丁目店での導入も考えていきたいですね」と構想を口にする。

なお、元町本店では、クレジットカード決済に加え、銀聯、楽天Edy、交通系電子マネーの利用が可能だ。中国人観光客は銀聯、ハンカチなどの小物類では電子マネーで支払う人も多いそうだ。今後は、はまPayが地域に密着した決済サービスとして、活用されることを期待している。

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ペイメントナビ編集部

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