台湾でも日本同様に複数のマルチポイント・プログラムがしのぎを削る

2017年12月6日9:00

台湾は、日本同様にIC乗車券系やIC電子マネー系の非接触電子マネーが展開されている国である。その四大電子マネーであるIC乗車券系の「Easy Card悠游カード」と「iPass一カード通」、IC電子マネー系の「iCash愛金カード」と「Happy Cash有銭カード」は、それぞれ連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラム機能(マルチポイント・プログラム、共通ポイント)を付帯しており、しのぎを削っている。

台湾の四大電子マネーと連携するマルチポイント・プログラム

台湾の四大電子マネーとは、IC乗車券としてスタートした「Easy Card悠游カード」と「iPass一カード通」、IC電子マネーの「iCash愛金カード」と「Happy Cash有銭カード」である。Easy Card悠游カードは日本の伊藤忠商事などが事業展開する“UUPON”を、iPass一カード通は日本のマルチポイント・プログラムのPontaとタイアップした“得易Ponta”を擁している。また、セブン-イレブンなどで電子マネーとして使用できるiCash愛金カードは“Open Point”を、四大電子マネーで最も新しく、太平洋デパートや遠東デパートなど遠東グループでIC電子マネーとして利用可能なHappy Cash有銭カードは台湾最大の会員数を誇る“Happy Go”の連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラムをそれぞれ有している。

UUPON

得易Ponta

Open Point

Happy Go

Easy Card

悠游カード

iPass

一カード通

iCash

愛金カード

Happy Cash

有銭カード

まず、Easy Card悠游カード(Easy Card Investment Holding)は、日本の伊藤忠商事と伊藤忠台湾、中華電信、台湾ファミリーマート、富邦金融ホールディングベンチャーキャピタルなどとの共同出資で、マルチポイント・サービスの運営とCRMサービスの提供を行うIC電子マネーの強化を図るためにUUPON、Inc.(本社:台北市)を設立し、2015年4月からEasy Card悠游カードにマルチポイント・プログラム“UUPON”の導入を行っている。

台湾南部をベースにするIC乗車券でありIC電子マネーであるiPass一カード通は、台湾の連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラムの“得易Ponta”と、2015年10月に、iPass一カード通に特典プログラム機能を搭載するためにタイアップしている。“得易Ponta”は、日本の連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラムであるPontaを運営するロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)と台湾のEIM(Eastern Integrated Marketing東森整合行銷股份有限公司)とが提携し、“得易Ponta”のポイント事業を2014年12月より開始している。

“Open Point”は、台湾でセブン-イレブンやミスタードーナツ、スターバックスコーヒーなどのチェーンストア事業を展開する統一超商(President Chain Store Corp.)の連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラムで、統一超商のIC電子マネーである“iCash愛金カード”にその機能を搭載することが可能である。

“Happy Go”は、台湾で太平洋デパートや遠東デパート、モバイルフォンキャリアの遠東電信、金融機関の遠東商銀などの遠東グループの連合カスタマー・ロイヤリティ・プログラムで、2005年から遠東グループの鼎鼎聯合行銷股份有限公司(台湾新北市)がマルチポイント事業を展開している。

(※レポート「ポイントカード・ロイヤリティマーケティング市場要覧」より)

※当初記載の内容において、“得易Ponta”について、ロイヤリティマーケティングと台湾のEIMは提携関係であり、合弁関係はございません。お詫びして訂正させていただきます。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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