兵庫県灘五郷で電子地域通貨システムによるキャッシュレス観光の実証実験(ギフティ)

2017年12月7日21:30

eギフトサービスを展開するギフティは、りそなグループのりそな銀行およびBUZZPORTと連携し、2018年2月に、酒造メーカーが集積する兵庫県の灘五郷にて、「Welcome ! STAMP」を活用した次世代型観光ソリューション「旅するフクブクロ」の実証実験を実施すると発表した。

次世代型観光ソリューション「旅するフクブクロ」の実証実験

「Welcome ! STAMP」は、ギフティが開発したeギフトを配信するe-Ticket Systemをベースとした電子地域通貨システムであり、2016年5月より提供を開始している。従来、紙もしくはカードで発行されていた各種地域通貨(プレミアム商品券等)を、紙やカードを使用せずに電子化し流通させる地域通貨のソリューションであり、自治体や地域金融機関等の地域通貨の発行元は、「Welcome ! STAMP」の導入により、カードの発行費用や印刷代、配送代、精算業務等の事務コストの削減が可能となる。また、発行された電子地域通貨は、各利用加盟店で電子スタンプを用いて決済・精算することができ、利用加盟店の決済・精算時の負荷が軽減される。電子スタンプは、1スタンプあたり数千円程度とコストも安価であるとした。

なお、同システムは、J&Jギフトと共同で、2016年に長崎県内関係離島市町で共通に使用できるプレミアム付き商品券「しまとく通貨」へ、また2017年には、伊豆諸島及び小笠原諸島からなる東京島しょ地域で宿泊や観光に利用可能なプレミアム付き宿泊旅行商品券「島しょ地域プレミアム付き宿泊旅行商品券」へ提供をしている。

「旅するフクブクロ」とは、りそな銀行が運営主体となり、地域の物産購入や観光体験をパッケージにした“福袋”をインターネットやSNSを通じて紹介し、現地での決済方法に電子地域通貨を活用する。実証実験の期間は2018年2月10日、11日、12日、17日、18日の5日間で、一般募集のうえ100組200名のモニターを決定し2万円のデジタル通貨を配布。モニターは、灘五郷の指定店舗及び飲食店での消費行動を通じて「キャッシュレス観光」の利便性等を体験することが可能としている。

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ペイメントナビ編集部

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