野望という名のフィンテック銀行50億円調達(カードBizと僕の勝手気ままログ)

2017年12月27日9:00

野望(Aspiration)という社名をつけたフィンテック銀行が、シリーズBで4,700万ドル(50億円強)を調達した。これを含め4回のラウンドで調達した金額は6,750万ドルになる。

 

野望という名でありながら、コンセプトは良心ある金融会社。アスピレーションは預金、投資、退職プランなどを総合的に提供している。その良心はすべての顧客に向けられ、信頼を約束。

 

良心は金利や手数料にあらわれている。普通預金口座の名称はサミット口座(Summit Account)。メガバンクなどの普通預金金利は0.05%だが、サミット口座は1%。20倍の金利をつけている。ATM引出手数料は米国内も海外も無料。口座維持費用も無料である。

 

良心はそれだけではない。アスピレーションが上げた利益1ドルにつき10セントを慈善団体に寄付している。それが米国人の起業を助け、より良い生活を築く手助けになればという願いから。

 

このモデルは米国消費者に響いた。毎週何千人もの新規客が増え、年間20億ドルの預金を獲得している。

この記事の著者

日本カードビジネス研究会

日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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