「地域で囲い込め!ICカードのポイント・販促活用に迫る」~まちづくりとやま

2010年11月04日8:40

「地域で囲い込め!ICカードのポイント・販促活用に迫る」~まちづくりとやま

パスカ、えこまいかを利用した「まちなかポイント」をスタート
交通ICカードの普及と中心市街地の活性化を狙う

まちづくりとやまは、交通ICカードの「passca(パスカ)」「えこまいか」が利用できる新たなポイントサービス「まちなかポイント」を10月23日から社会実験としてスタートした。

加盟店は各商店街・専門店街などの約100店舗

2,000円以上で50ポイントの引換券を配布

まちづくりとやまでは2007年9月から富山ライトレールの交通ICカード「passca(パスカ)」を利用した「パスカポイント」を実施していた。10月23日から社会実験として開始した「まちなかポイント」は、パスカのカードに富山地方鉄道の交通ICカード「えこまいか」を加え、再スタートしたもの。

「まちなかポイント」加盟店のステッカー

「市内電車などで利用できるえこまいかが加わることにより、利用者のさらなる増加が期待できます」(まちづくりとやま)

まちなかポイントは、パスカ、えこまいかを使って、公共交通(富山ライトレール・ポートラムおよびフィーダーバス、市内電車、セントラム、まいどはやバス)を利用して中心商店街に出かけ、まちなかポイント加盟店で買い物をするとポイント引き換え券がもらえるもの。まちづくりとやまでは富山市の環境に優しい公共交通を軸とした方針に沿って、交通ICカードの普及と中心市街地の活性化を狙う。

50ポイントの「まちなかポイント券」

まちなかポイントの加盟店は総曲輪フェリオ専門店街、総曲輪通り商店街、中央通り商店街、西町商店街、千石町通り商店街、大手モール商店街の各商店街・専門店街などの約100店舗。百貨店の富山大和などが参加している。

利用者は「まちなかポイント加盟店」において、買い物当日の公共交通機関のICカード利用履歴を確認の上、2,000円以上の買い物をすると50ポイントの「まちなかポイント券」を手にできる。引換券は各商店街・専門店街ごとに色分けされており、50ポイント、10ポイントの2種類を用意。

「あくまでも2,000円で50ポイントの付与は基本であり、例えば4,000円で100ポイント付与するなどの判断は加盟店側にお任せしています」(まちづくりとやま)

なお、加盟店にICカードリーダを設置し、交通ICカードにポイントを付与する方法については、端末のインフラコストなどを考え、導入を見送った。

50ポイントで50円のチャージが可能

旧サービス以上のチャージに期待

引換券は50ポイント以上から、2カ所のポイント交換所(大和富山店、街なかサロン樹の子)で、パスカ、えこまいかにチャージ(入金)することができる。ポイントは50ポイント=50円で1日1回のみチャージ(入金)が可能だ。交換単位は50ポイント以上、50ポイントごとである。

「パスカのみでサービスを実施していた際は2,000円で10ポイントの引換券がもらえる仕組みでしたが、10月23日以降は50円になったことにより、利用者が増加すると期待しています」(まちづくりとやま)

なお、2008年は9万7,000ポイント分、2009年は12万2,000ポイント分のポイント引換券からICカードにチャージが行われたという。まちづくりとやまではまちなかポイントの開始により、さらに高いポイントがチャージされると想定している。加盟店についても現在の100店舗を維持していく方針だ。

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