中小クレジットにチャンスあり(カードBizと僕の勝手気ままログ)

2010年11月17日9:00

米カード発行会社の多くはクレジットカードの貸倒処理に追われ、クレジットビジネスを縮小しているなか、ファーストナショナル銀行(First National Bank of Omaha)は大きくアクセルを吹かしはじめた。

ファーストナショナルは1953年創業で、250万枚のクレジットカードを発行している中堅のカード発行会社だ。

ファーストナショナルは2010年10月に、DiscoverとAmexと契約。VisaやMasterCardに加え、4大ブランドすべてを発行するカード発行会社になった。米国で4大ブランドすべてを発行しているのは、GEマネーとHSBCだけ。

米国では景気低迷が長引き、中小のクレジットカード発行会社は厳しい状況が続いている。ファーストナショナルはここをチャンスとみて、エージェントバンク方式で提携カードをつぎつぎに発行している。

現在クレジットカード提携しているのは約700社。提携数でいえば米国で第2位か3位になる。主な提携先は、オンラインショップのOverstockやMurphy Oil、全米ライフル協会やSheels All Sportsなど。米国の日本航空や全日空も含まれている。

ターゲットにしているのは中小の提携先である。DiscoverとAmexブランドを活用し、さらに提携先を増やす計画だ。

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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