リサイクルPETボトルを原料とした環境対応型ICカードを開発(凸版印刷)

2010年10月6日18:08

凸版印刷は10月6日、リサイクルしたPETボトルを主原料とし、これまでのICカードと同等の耐久性と価格帯を実現した環境対応型ICカード「PETボトルリサイクルICカード」を開発したと発表した。

同カードは、日本国内で回収されるPETボトルを主原料に、クレジットカードやキャッシュカード向けに開発した環境対応型ICカード。昨今、環境に配慮したエコロジー製品への関心が高まる中、従来のバイオマスプラスチック素材などをもとにしたエコロジー製品は、耐久性に課題のあるものが多く、キャッシュカードなど5~10年という長期間にわたって使用されるものには適していなかったという。

今回、凸版印刷は、エーペックスジャパンおよびワールド化成の協力を得て、日本で回収されたPETボトルを主な原料とした材料の中から、カード化に最も適した材料を選定・配合した。両社の材料技術と凸版印刷のカード化技術により、カード類の中で最も耐久性の求められる金融系のICカードに必要なISO基準の耐久性を可能にし、既存のICカード(ポリ塩化ビニル)製と同等の強度を実現したという。また、ICカードへの加工に必要な接触ICチップの実装、表裏磁気テープ、ホログラム、サインパネル(カード裏面のユーザーのサインエリア)、UG印字(ユーザーのクレジット番号などを券面に印字する加工)などの加工適性にも対応している。

同社では今後、国際クレジットブランドの認定を取得し、2011年春からクレジットカードやキャッシュカード向けに販売を開始する予定だ。国内だけではなく、海外向けにも販売していくという。

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