お得にポイントが貯まる「セブンカード」「セブンカード・プラス」を発行

2013年11月25日8:00

お得にポイントが貯まる「セブンカード」「セブンカード・プラス」を発行
日常利用でお得なカードとして幅広い支持を受ける

セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、デニーズなど、国内最大級の流通店舗網を有するセブン&アイ・ホールディングス各店舗で便利に利用できるクレジットカードがあるのをご存じだろうか? セブン・カードサービスではイトーヨーカドー等で便利に利用できるクレジットカード「セブンカード」と、全国約13万2,300店でかざすだけで決済可能な電子マネー「nanaco」機能を搭載したクレジットカード「セブンカード・プラス」を発行している。生活者が日常的に買い物を行うスーパーやコンビニエンスストア、ファミリーレストランなどで便利に利用できお得にポイントが貯まる両カードの魅力に迫った。

イトーヨーカドー等でお得にポイントが貯まる「セブンカード」
nanacoポイントがお得に貯まる「セブンカード・プラス」

セブン・カードサービスは、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、デニーズ、そごう・西武などを傘下に持つ日本の大手流通持株会社であるセブン&アイ・ホールディングスの金融事業中間持株会社のセブン・フィナンシャルサービスの子会社として、クレジットカードや電子マネーの事業を行っている。

セブン-イレブン利用者に嬉しい特典満載の「セブンカード・プラス」

セブン・カードサービスの前身はアイワイ・カード・サービスで、2002年から「アイワイカード」の発行を開始。2010年10月にセブン・カードサービスへ社名変更し、2011年7月から「セブンカード」を発行している。

「アイワイカード」は、グループのハウスカード的な要素が強かったが、「セブンカード」はグループ以外でも便利に利用してもらえるようにデザインを刷新。一方、「セブンカード・プラス」は2013年4月から募集をスタートした。「セブンカード」はイトーヨーカドー、ヨークマートの利便性が高いが、「セブンカード・プラス」はセブン-イレブンの店舗において、より便利に、よりお得にnanacoポイントを貯めていただけるようにnanaco機能を付帯、基本のポイントも「nanacoポイント」となっている。

「セブン-イレブンは1万5,884店舗(2013年10月末時点)あり、全国のほとんどの地域で生活に密着しています。イトーヨーカドーでの利用が中心の『セブンカード』に加え、セブン-イレブンで便利にご利用いただき、お得にnanacoポイントが貯まる新カードを発行することにより、多くの方に喜んでご利用いただけると考えました。弊社では『セブンカード』『セブンカード・プラス』と、お客様の生活シーンに合ったカードをお勧めしています」(セブン・カードサービス 執行役員 クレジット事業本部 営業開発部長 管裕之氏)

イトーヨーカドー等でポイント還元率1.5%
累積ボーナスポイントも魅力に

まず、「セブンカード」は、初年度年会費無料、次年度以降500円(税込)だが、年間5万円以上の利用で次年度の年会費も無料となる。また、家族カードも発行。カードの魅力は、何と言ってもポイントサービスとなっており、イトーヨーカドー、ヨークマート、オッシュマンズなどのポイント加盟店では、クレジットカード払いで、100円ごとに1.5ポイント、また、カード提示による現金払いでも100円ごとに1ポイント貯まるのが特徴だ。さらに、一般のVisa、JCB加盟店で200円につき1ポイント貯まるという。

累計ボーナスポイントも大きな魅力で、年間100万円達成で3,000ポイント、150万円達成で10,000ポイント、150万円からは100万円単位で10,000ポイントを付与している。

「セブンカード」はグループ各社で利用してもポイントが貯まる
イトーヨーカドーではボーナスポイントも貯まる

2011年からは、グループ各社で利用してもお得にポイントが貯まる優遇ポイントサービスを開始。例えば、セブン-イレブン、デニーズ、ファミールで利用すると200円で3ポイント、西武、そごう、アリオモール専門店、セブンネットショッピングで利用すると200円で2ポイントを付与している。

「イトーヨーカドーにはボーナスポイントが付く対象商品が多数あり、『セブンカード』でお支払いいただくことにより多くのポイントを貯めることができます」(管氏)

貯めたポイントは、1ポイント=1円として、1ポイントからイトーヨーカドー、ヨークマート、オシュマンズで利用できる。また、nanacoポイントに1ポイント以上1円単位で交換可能だ。ポイント交換サービスも提供しており、3,000ポイントをANAのマイル1,500マイルに、3,000ポイントをアカチャンホンポ ギフトカード3,000円分に、1,000ポイントをセブン-イレブン記念財団の募金1,000円分にそれぞれ交換できる。

セブン-イレブン利用者に嬉しい特典満載の「セブンカード・プラス」
クレジットカードの利用でお得に「nanaco」ポイントが貯まる

一方、「セブンカード・プラス」の年会費は初年度無料、次年度以降1,000円(税込)となるが、前年度の利用が5万円以上で次年度の年会費が無料となる。コンセプトは「クレジットでも、nanacoでもオトクにnanacoポイントが貯まる」となっており、電子マネー「nanaco」のポイント「nanacoポイント」がもっとも貯まるカードとなっている。

まず、JCBとVisa加盟店での利用で200円ごとに1ポイントが貯まる。また、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、デニーズ、ファミール各店で200円ごとに3ポイント、西武百貨店、そごう、アリオ、セブンネットショッピングでの利用で200円ごとに2ポイントが付与される。さらに、セブン-イレブンにおいて、対象商品をクレジットカード払いで購入すると、通常ポイントに加え、ボーナスポイントも獲得可能だ。

貯まったポイントはnanaco電子マネーとして利用可能
nanacoは一体型と紐付型の2種類を用意

貯まったポイントは1ポイント=1円として、電子マネー「nanaco」に交換して、全国のnanaco加盟店で利用できる。管氏は、「『セブンカード・プラス』のスタートに当たり、nanacoをよくご利用いただいているお客様に、お得にnanacoポイントが貯まるこのカードのご案内をダイレクトメールやメルマガを通じて行っています。お客様に日常的にカードをご利用いただきながら、生活圏の中にイトーヨーカドー、セブン-イレブンなど身近にポイントを使える場所があることから、お客様の中に貯まっている実感、使える実感の双方をご理解いただけると思います」とそのメリットを口にする。

「セブンカード・プラス」には、クレジットカードにnanaco機能を搭載した「nanaco一体型」と、既に利用しているnanacoカードと連携した「nanaco紐付型」を用意している。紐付型は、nanacoカードはもちろん、おサイフケータイユーザーでも利用できるのが特徴だ。現在のところ一体型の申し込みの方が多いが、今後は認知の高まりとともに紐付型の利用者が増えると想定している。

毎月8の付く日はイトーヨーカドー、ネットスーパーで5%オフ ~ ハッピーデー ~
セブンカード・プラスの発行を積極的に推進

なお、両カードとも毎月8日、18日、28日は、イトーヨーカドー、ネットスーパーでカードを利用すると、食料品、衣料品、住まいの品がほとんど全品5%オフとなる。さらに、毎月第3金曜日と翌土曜日は、オッシュマンズ各店でクレジット払いを利用すると、利用代金引き落としの際、買い上げ代金から5%割引となるなど、生活者にとって嬉しい特典も付帯している。

セブン・カードサービスでは、両カードの会員獲得を積極的に実施。グループ店舗を利用する顧客を中心にカードの魅力をお伝えしている。「セブンカード」はイトーヨーカドーの店頭、「セブンカード・プラス」はセブン-イレブン店頭もしくはWebからの申し込みが多い。

現状のカード発行枚数は、「セブンカード」が約344万枚、「セブンカード・プラス」が約3万枚となっている。現在は、今年から発行を開始した「セブンカード・プラス」の会員獲得を強化しており、セブン-イレブンの商品展示会等で、店舗オーナーに直接説明し、理解を深めていただくなど訴求活動に力を入れている。また、HPをはじめとするWebでの広告展開も積極的に行っている。

2,600万人のnanaco会員にメリットを訴求
セブンカード・プラスは入会で3,000ポイントをプレゼント

「新たに発行した『セブンカード・プラス』を中心にグループ店舗との関わり合いを強化し、お客様を送客したいと考えています。nanacoは共通のポイントとして成長しているので、より多くのポイントが貯まることでお客様に喜んでいただけると感じています」

現在、グループ全体の1日の来店客数は約1,800万人。また、nanacoの外部加盟店は13万店あるため、そこでも便利にカードを利用してもらいたいとしている。また、クレジット加盟店でもnanacoポイントが貯まる魅力を伝えていきたいそうだ。管氏は、「例えば、電気・ガス・水道などの公共料金、ETCや携帯電話料金などの日常の支払いを「セブンカード・プラス」を利用すれば、知らないあいだにnanacoポイントが貯まっています。それからあまり大きな声で言うことではありませんが、別のコンビニでクレジットカード払いをされてもnanacoポイントが貯まることになります」と笑顔を見せる。

セブン・カードサービスでは、2,600万人のnanaco会員に対してメールでカード入会を進めている。また、セブン-イレブンは、毎日の生活導線の中に店舗があるため、その強みを生かして入会につなげていきたいとしている。

会員獲得に向けては入会キャンペーンを積極的に展開。「セブンカード」は、入会時2,000ポイントをプレゼントする取り組みを実施。一方、「セブンカード・プラス」は、入会キャンペーンとして、12月31日までに入会すると「セブンカフェ」の5杯分無料券(500円相当)、オンライン入会で1,000ポイント、セブン銀行に支払口座の登録を行うと500ポイント、支払金額を会員が設定できるショッピングリボ支払い「支払い名人」に登録すると500ポイント、クレジットインターネットサービスに登録すると500ポイント、計3,000ポイントをプレゼントするキャンペーンを行っている。

グループ以外の店舗でもポイントが貯まるメリットを訴求
セブンカードは100万円以上の利用者にゴールドカードを発行

セブン・カードサービス 執行役員 クレジット事業本部 営業開発部長 管裕之氏

また、「セブンカード・プラス」は入会者の68%が男性となっており、「セブンカード」の24%と異なる特性が表れている。そのため、「『セブンカード・プラス』が増えれば、全体で会員属性のバランスがよくなるのではないか」と管氏は話す。

なお、「セブンカード」は、年間利用金額が100万円以上等、特定の条件を満たした場合、感謝の気持ちとして、ゴールドカードを送付している。同カードの利用者は、年会費永年無料でサービスが利用でき、ショッピングガード保険も付帯している。年間の利用金額が高いロイヤルカスタマーのため、同社への帰属意識が高く、離反率が少ない会員となっている。今後は、「セブンカード・プラス」の会員に対しても特定の条件を満たした場合、ゴールドカードの発行を検討していきたいとしている。

取材(2013年10月):ペイメントナビ編集部 ペイメントナビゲーター 池谷貴

 

 

 

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