2015年1月15日12:47
日本NCRは、同社の提供するセルフレジSelfServ90(セルフサーブ90)が、良品計画に導入されると発表した。日本NCRとしては、食品販売店以外で初めてのセルフレジ採用となる。2015年2月より無印良品有楽町店に試験導入され、将来的には、駅ビルなどの混雑する都心店やその他の路面店舗へ拡大する予定であるという。
無印良品の店舗では、食品、雑貨から大型の家具まで多種多様な製品を取り扱うことから、混雑時にはレジ待ちの長い行列ができる傾向にあり、時間帯によって20人以上のレジ待ちの列ができ、数点のみ購入する利用者が購入せずに帰ってしまうこともあったという。この不満を解消するために、今回のセルフレジの導入に至ったそうだ。
また、同最新型のセルフレジは、クレジットカード、交通系電子マネー、MUJIショッピングポイントに対応しており、スーパーマーケットなどに設置されているセルフレジに比べコンパクトなため、限られたスペースでも設置することができるという。さらに、スタッフのレジ業務が効率化され、他の顧客サービスの充実も可能になるとしている。