「GINZA SIX」がメンバーシッププログラム「GINZA SIXカード」とスマホアプリ「GINZA SIXアプリ」を提供

2017年7月13日8:40

GINZA SIXリテールマネジメントが2017年4月20日に開業した、銀座エリア最大級の複合商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」では、三菱UFJニコスと連携した提携クレジットカードによるメンバーシッププログラム「GINZA SIXカード」を発行している。また、スマートフォンアプリの会員IDバーコードを提示すると「GINZA SIXポイント」が貯まる「GINZA SIXアプリ」を提供している。

プレミアムなサービスや特典が受けられる「GINZA SIX カード」
“持つことがステイタス”となるカードを意識

「GINZA SIX」は、松坂屋銀座店跡地と隣接する街区の2街区に誕生した、地上13階・地下6階建て、延べ床面積約14万8,700平方メートルとなる銀座最大級の大規模複合施設だ。施設内には241ものブランドが出店する商業施設のほか、オフィス、観世能楽堂、屋上庭園も備えている。

GINZA SIXリテールマネジメントでは、三菱UFJニコスとの提携クレジットカード「GINZA SIXカード」を展開している。発行カードはゴールド(年会費:5,000円/税別)およびプレステージ(同5万円/税別)の2種類で、その特長は、カード種類や年間の利用金額に応じて、GINZA SIXが提供するプレミアムなサービスや特典が受けられる点にある。

GINZA SIX を楽しむためのメンバーシッププログラムである「GINZA SIX カード」は、Mastercardブランドを付帯。上が「GINZA SIX カード ゴールド」、下が「GINZA SIX カード プレステージ」

「GINZA SIXカード」のポイント制度は、同施設内での利用の場合100円(税抜)につき2ポイント(プレステージは3ポイント)が貯まり、同施設内店頭でモバイル専用アプリを提示し1,000ポイント以上で1ポイント=1円として使用できる。また、入会特典としてプレミアムラウンジ招待券をもれなく進呈している。

GINZA SIXの担当者によると、「日本人はクレジットカードにロイヤルティを感じており、百貨店の顧客政策部門長の経験からハウスクレジットカードを持つ顧客の離反率は低く、顧客単価も高い」ことからカードの発行に至ったという。また、スタイリッシュなデザイン、少し高めの年会費により、“持つことがステイタス”と感じてもらい、GINZA SIXのファンになってもらいたいとした。さらに、「プレステージなカードを提供することで競合施設のVIPにも関心をお持ちいただき、(スイッチではなく)2枚お持ちいただけることを目指した」そうだ。

「GINZA SIX アプリ」でパーソナルなショッピング体験を
ポイントに加え、情報配信、施設サービス予約、館内ナビを実装

また、誰でも無料でダウンロードできる「GINZA SIX アプリ」を提供しており、顧客は会員登録するとポイントを貯めることが可能だ。「GINZA SIX アプリ」では、買い上げポイント機能に加え、日本初導入の仕組みによる館内ナビゲーション機能や、店舗検索、レストラン予約および駐車場の満空情報などを閲覧できる。

「GINZA SIXアプリ」画面イメージ

今回、会員サービスにスマートフォンアプリを選択した理由として、「銀座来街者は関東3県から海外全般にわたる『ツーリスト』がほとんどであり、いわゆる現金カードを携えることは期待できません。スマートフォンは性別年齢国籍に関係なく生活者の中に浸透し、常に顧客の手元にあり、ポイントアプリが有効と考えました。また、アプリであるため、情報配信、施設サービス予約、館内ナビなど複数の機能を実装できます」と説明する。

GINZA SIX アプリならではの特徴として、日本初導入のナビゲーションシステム「Senion」の「StepInside」により、顧客の現在地から目的地までの、最短ルートを案内可能だ。また、バレーパーキング、レストラン等の施設予約システム、最新技術を詰め込んだストレスフリーの操作性とスタイリッシュなデザインが売りとなっている。

さらに、ポイント機能単体では、カードと比べ低コストでの運用が可能となった。なお、今回の「GINZA SIXアプリ」は、NTTデータの会員・ポイント管理システム「SmarP(エスマープ)」と、クラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(キャフィスアーチ)」との連携により、導入された。

「CAFIS Arch」は日本初のオールインワン型のモバイル端末が魅力に
将来は免税処理も行う予定

会員向けサービスとして、「GINZA SIX カード」や「GINZA SIX アプリ」を通じた会員登録と、GINZA SIX 内で一定金額以上の利用がある顧客は専用ラウンジとして「LOUNGE SIX」を利用可能だ。「LOUNGE SIX」では、コンシェルジュ、喫茶・軽食、宅配・荷物預かり、インフォメーションのサービスが受けられる。

そのほか、各店舗で買い物した荷物を、ポーターが「LOUNGE SIX」、もしくはバレーサービスカウンターまで届ける「ポーターサービス」、お出迎えからお見送りまで、パーキングのプロのおもてなしを受けることができる「バレーパーキング」、会員特別の駐車場優待サービス、「DIAMONDステージ」の会員には誕生日月に特別バースデーギフトをプレゼントするサービス、体験的なイベントへの招待等を提供している。

なお、GINZA SIXでは、決済機能として「CAFIS Arch」を導入しているが、「日本初のオールインワン(クレジット決済、サイン・ピンパッド機能、ポイント処理、駐車券処理)型の“モバイル”端末に大きな魅力を感じました。将来は免税処理も行う予定です」と説明した。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

現金とキャッシュレスの売上をリアルタイムに確認可能なIoTプラットフォーム「IoT Cube」/Pay BOX(飛天ジャパン)

BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)
電子マネー、クレジット、QRコード、共通ポイント、ハウスプリペイドなど、43サービスをご提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP