東急プラザ銀座が国内で初めて銀聯の非接触決済「QuickPass」を導入(東急不動産/ 東急不動産SCマネジメント)

2018年3月22日8:00

Visa のタッチ決済、Mastercard コンタクトレスも同時に対応

東急不動産および東急不動産SCマネジメントが運営する銀座の大型商業施設「東急プラザ銀座」では、クレジットカードをはじめとしたさまざまな決済を導入している。同じく国際ブランドの展開する非接触決済サービスである「Visaのタッチ決済(Visa payWave)」や「Mastercardコンタクトレス」、「QuickPass(クイックパス)」、中国人向けのモバイル決済サービス「WeChat Pay」の取り扱いも行っている。

免税カウンター利用の約3割が中国人
さまざまなインバウンド決済導入

銀座・数寄屋橋交差点前に店舗を構える東急プラザ銀座には、ファッション、インテリア、生活雑貨、飲食、サービスなど、さまざまな店舗が出店している。東急プラザ銀座では、「国内のお客様が中心ですが、アジア系・欧米系など、非常に幅広いお客様にご利用いただいています。また、免税カウンターを利用するお客様のうち約3割が中国人のお客様となります」と説明する。

銀座の大型商業施設「東急プラザ銀座」の外観

東急プラザ銀座では、国際サービスの充実に向け、銀聯のモバイル決済サービス「QuickPass」、Visaの「Visaのタッチ決済(Visa payWave)」、Mastercardの「Mastercardコンタクトレス」のほか、従来、中国のモバイル決済サービス「WeChat Pay」や「DCC(多通貨決済サービス)」などを導入している。

中でも、QuickPassの取り扱いは、2017年12月1日から日本で初めて開始した事例となった。「インバウンドのお客様の中で、構成比の一番高い中国人のお客様の利便性を向上するため、導入しました。QuickPass機能付きのカードは30億枚以上発行されており、また、中国人は中国国内でも非接触決済等のモバイル決済に日頃から慣れ親しんでいるため、海外渡航先でも同様の決済を利用したいとの要望もありました」と、東急不動産では説明する。

QuickPassは、すでに中国で広く利用されている非接触決済であり、1,000万店の加盟店で取り扱われている銀聯の決済方式となる。香港、マカオ、台湾、シンガポール、オーストラリア、アラブ首長国連邦、ロシア、ギリシャなど10以上の国と地域でもQuickPass決済が利用可能となっている。

また、インバウンド対象は中国人だけではない。今回開発されたアプリはQuickPassと合わせてVisaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスも同時に対応可能であったため、合わせて導入を行った。

クラウド決済サービス「CAFIS Arch」を導入
新決済手段をアプリ開発のみで対応可能に

他のモバイル決済の導入に関しては、「具体的に現時点で回答できるサービスはありませんが、今後もインバウンドのお客様の利便性向上のため、必要なサービスがあれば導入していきたいと思っております」と同社では回答している。

東急プラザ銀座では、NTTデータが提供する加盟店向けクラウド決済サービス「CAFIS Arch」を導入している。「CAFIS Arch」では、外貨建てクレジットカード決済や銀聯カード決済等のインバウンド向け決済機能に加え、ポイントシステムや駐車券精算機との連動といった商業施設向けの独自機能をオールインワンで提供できる特徴がある。クラウド型の決済システムを導入した理由については、今回のような新決済手段をアプリ開発のみで対応できること、端末を追加したりする必要がない点を理由として挙げた。

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