全世界の加盟店への決済提供に向けStripeとJCBが提携、日本からスタート

2018年5月17日8:58

Stripeとジェーシービー(JCB)は、2018年5月16日に記者説明会を開催し、グローバル提携に関する覚書を締結したと発表した。Stripeは、JCBブランドの決済を国内および海外で提供する初の決済プラットフォームとなる。

左からストライプジャパン 代表取締役 ダニエル・ヘフェルナン氏、Stripe 最高執行責任者(COO)クレア・ジョンソン氏、ジェーシービー・インターナショナル代表取締役社長 今田公久氏、ジェーシービー 執行役員 加盟店本部長 兼 加盟店営業第三部長 滝田誠氏

世界の大手企業からスタートアップまで幅広くサポートするStripe

Stripeは、Facebook、キックスターター、Twitter、 全日本空輸(ANA)、Amazonなど、世界の名だたる企業をはじめ、十万社以上に決済サービスを提供している。企業の開発者は、Webサイトやアプリケーションにコードを組み込むことで各種決済サービスを提供可能だ。現在、売上は兆円規模になり、同社の社員数は1,000人を超えたという。

日本では、2014年6月にストライプジャパンを設立。招待制のベータ版のテスト運用を経て、2016年10月4日からオンライン決済サービスの国内提供を開始している。日本においては、当初は多通貨決済サービスを売りにビジネスを提供していたが、不正検知サービスの拡充に加え、Apple Pay、WeChat Pay、Alipayといった決済をサポートするなど、年々、機能を拡充している。

JCBの海外会員は2,500万を突破、約23%の比率に

一方、JCBは、日本発唯一の国際カードブランドとしてグローバルに決済事業を展開しており、 世界24の国と地域で1億1,000万以上のJCBカードが発行されている。ジェーシービー・インターナショナル代表取締役社長 今田公久氏は、「海外会員は2,500万を突破しており、日本を含む会員のうち約23%となっています」と説明する。海外展開も強化しており、直近ではブラジルの金融機関であるCaixa Econômica Federal(ブラジル連邦貯蓄銀行)との提携を発表している。

手数料は3.6%で、他ブランドとの一律で提供

今回のグローバル提携により、日本および海外のStripeの導入企業がJCBカード決済に対応可能となり、世界中どこからでも現地通貨での支払いを受け付けられるようになる。また、JCBカード会員が世界中のStripe導入企業から商品やサービスを購入することが可能になる予定だ。

手数料はVisaやMastercard同様に3.6%。すでに先行して複数の加盟店でテスト的に導入が行われていたが、このほど日本において本格的に対応することとなった。また、海外でも順次導入を進めていくそうだ。なお、JCBブランドの契約には所定の審査がある。また、日本においてはJCBと同時に、American Express、Diners、Discoverの利用も可能となる。

Stripe、JCBともにグローバルでの提携に満足

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ペイメントナビ編集部

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