中国工商銀行の非接触決済カードに採用(ジェムアルト)

2019年1月11日7:30

ジェムアルト(Gemalto)は、シンガポール現地時間の2018年1月7日、非接触決済カードの継続的供給に関して、中国の銀行である中国工商銀行(ICBC)と3年間の契約を締結したことを発表した。同契約は、American Express、中国銀聯、JCB、Mastercard、Visaを含む複数ブランドのカードに対応する。

中国銀行業協会の発表によると、中国では2017年末までに70億枚以上の銀行カードが発行されている。中国政府が数年間にわたり販売時点情報管理(POS)の機能強化を積極的に推進したことで、非接触決済市場のなかでも特にクレジットカードが拡大傾向にある。中国銀行業協会の統計によると、中国には3, 100万台以上のPOS端末が設置され、その多くが非接触決済に対応しているという。

ジェムアルトのソリューションをベースとしたICBCのデュアルインターフェースカード(非接触および接触対応ICチップ搭載)の利用時、消費者はカードをPOS端末に差し込む、あるいは非接触決済端末にタップすることで、決済を実行できる。特に非接触決済は直感的ユーザー体験を実現し、現金決済のレジ処理時間と比較して63%も短縮できる可能性があるとしている。

EMV規格のセキュリティ基準に沿って発行されるICBCのカードは、ジェムアルトのスマートチップを活用することで、カード保有者の認証情報を保護するだけでなく、POS端末およびネットワーク処理における通信の暗号化にも対応している。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

page toppagetop