無料送金アプリ「pring」がセブン銀行「ATM受取」に対応開始

2019年3月13日6:30

カード不要、スマホのみで、24時間365日、残高の出金が可能に

無料送金アプリ「pring(プリン)」が、セブン銀行の子会社であるセブン・ペイメントサービスが提供するサービス「ATM受取」への対応を開始した。これにより「pring」のユーザーは、残高を全国2万5,000台以上のセブン銀行ATMで、24時間365日、カード不要、スマホのみで引き出せるようになった。Pringは3月12日、セブン銀行本社にて本件の記者発表会を開催。代表取締役の荻原充彦氏と、セブン・ペイメントサービス 代表取締役社長の和田哲士氏が登壇し、サービスの概要と展望を語った。

セブン・ペイメントサービス 代表取締役社長 和田哲士氏(左)と、株式会社pring 代表取締役 荻原充彦氏(右)

手数料無料でチャージ、送金、支払い、受取ができる
お金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」

pringが2018年3月にリリースした「pring(プリン)」は、ユーザーがお金を「送る」「もらう」「支払う」「銀行口座からチャージする」「口座に戻す」をすべて手数料無料で行える無料送金アプリだ。会話の流れの中で自然にお金のやり取りをすることで、お金が動く際に生じがちなストレスを極力減らす、“お金コミュニケーションアプリ”を標榜している。飲み会の割り勘、家族への仕送りなど、CtoCを想定してスタートしたサービスであるが、この3月には小口精算やアルバイト代の支払いなど、BtoC向けの「業務用プリン」もスタート。こちらは送金件数にかかわらず月額固定の有料サービスであるが、2019年4月末までに申し込んだ法人は、2019年末までの送金手数料などが無料となる。また、店舗向けの決済アプリとしては、決済手数料0.95%で提供を行っている。

1年前のリリースからこれまで、会員登録数、送受金額とも右肩上がりで順調に経緯。2019年2月には、累計送受金総額が15億円を突破した。

お金のやり取りにまつわるストレスの解消という観点から、「プリン」は今回、現金化までのスピードをより速くするため、セブン銀行の子会社であるセブン・ペイメントサービスと提携。同社が提供する「ATM受取」への対応を開始した。これにより「プリン」ユーザーは、全国2万5,000台以上のセブン銀行のATMで、24時間365日、カード不要、スマホのみで、手数料無料(1日1回まで。2回目以降は216円)で、残高を即時現金化することが可能になった。出金および送金の上限は、1日当たり10万円となっている。

セブン-イレブン店頭での簡単な操作で出金が完了
家族・友人ご紹介キャンペーンを実施

「ATM受取」は、セブン・ペイメントサービスが2018年5月に開始したサービス。個人への支払い金を、セブン銀行ATMおよびセブン-イレブンのレジで、24時間365日、受け取ることができる。銀行口座を介さず、メールアドレスあるいは携帯電話番号のみで送金や受取ができ、操作も簡単だ。

「プリン」ユーザーが「ATM受取」で現金を引き出す手順は次の通り。まず「プリン」アプリで、「お金をおろす」をタップ、引出金額を入力し、「現金受取」をタップする。次にセブン銀行のATMで、「カードを使わない番号入力での取引」をタップ。画面に沿って必要情報を入力し、金額を確認して「確認」をタップすると紙幣の出金が完了する。硬貨の出金の場合には、ATMからレシートが出力され、これをレジで提示して現金を受け取るという流れになる。

プリンの操作手順

セブン銀行ATMの操作手順

セブン・ペイメントサービス 代表取締役社長 和田哲士氏は、「セブン銀行のATMは、人々があまねく便利に利用する“みんなのATM”を標榜しています。金融機関の枠を超えて、生活に密着した存在でありたいと願っており、プリンさんとの提携は大変嬉しいことです」と語った。

ほとんどのサービスを手数料無料で提供していることについて、pring 代表取締役 荻原充彦氏は、「ここ1~2年は“お金コミュニケーション”というマーケットを広げるフェーズにあると認識している。将来的には広告やサブスクリプションビジネスなどのマネタイズポイントを設計していくことになるでしょう」と述べた。

プリンとセブン・ペイメントサービスでは、2019年3月12日から25日の間、「プリン」を家族や友人に紹介して、会員登録を行うと、紹介した人と紹介された人の両方に「7カフェ ふわふわバウムクーヘン」の無料クーポンをプレゼントするキャンペーンを実施中。特典の引き換えは4月30日まで。ただし期間中であっても、クーポン発行数が1万名に達した時点でキャンペーンは終了となる。

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