JAPAN IT WEEKで注目の決済、ICカード/NFC、カードセキュリティ関連サービスは?

2019年5月9日10:13

リードエグジビションは、2019年5月8日~10日まで、「第28回 Japan IT Week【春】後期」を東京ビッグサイトで開催している。会場では、 1,180社が出展。会場では、キャッシュレス決済、ICカード/NFC、カードセキュリティ関連サービスの展示も行われている。

飛天ジャパンのブースでは、QR/バーコード決済に対応したモバイル決済端末を展示している。今回の展示会では、中国で展開している新型の端末も国内で初めて紹介。また、FIDO2対応のUSB型指紋認証デバイス「BioPass FIDO2」など、さまざまな認証機器も紹介している。

飛天ジャパンのブース(情報セキュリティEXPO)

カードリーダーを提供するアドバンスト・カード・システムズ(ACS)のブースでは、システムギア、アイオイ・システム、クラブネッツ、パースジャパン、ジャパンシステム、ミントウェーブ、エッグ、エコー・システムの対応ソリューションを紹介した。

ACSブースのクラブネッツの展示(情報セキュリティEXPO)

ACSブースのエコー・システムの展示(情報セキュリティEXPO)

キヤノンマーケティングジャパンは、各種セキュリティソリューションを紹介した。同社が販売を行うタレス(Thales)のVormetricは、暗号化製品として、ペイメントカードのセキュリティ基準である「PCI DSS」対応などで採用されている。直近では、決済代行会社の電算システムに「Vormetric Tokenization with Dynamic Data Masking(VTS)」と「Vormetric Transparent Encryption(VTE)」「Vormetric Data Security Manager(DSM)」を導入したと発表した。電算システムでは、両製品を活用することで「PCI DSS」へ準拠したクレジットカード決済を実現することができたという。

キヤノンITソリューションズのブース(情報セキュリティEXPO)

Splunkは、ITサーチ・ソリューション「Splunk(スプランク)」を紹介した。同ソリューションは、機械学習テクノロジーを活用したふるまい検知が可能であり、SBペイメントサービスやセブン銀行などで採用された実績がある。

Splunkのブース(情報セキュリティEXPO)

ソリトンシステムズは、国内屈指の導入実績を誇る認証サービス「Smart On(スマートオン)」を紹介。近年はICカードによる認証に加え、生体認証での採用も増加しているという。展示会では、PCに加え、スマートフォン(iOS)による認証も紹介した。

ソリトンシステムズのブース(情報セキュリティEXPO)

アララは、個人情報検索サービス「P-Pointer(ピーポインター)」をPR。クレジット取引セキュリティ対策協議会の「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」では、PCI DSSもしくは非保持化が求められているが、同ソリューションではカード番号がPCやサーバに残っていないかが検索できるため、非保持化に対応できるとしている。

アララのブース(情報セキュリティEXPO)

台湾のg-jackは、NFC活用の「smart led nails」を展示した。ネイルには、NFCチップが搭載されており、スマホにかざすとネイルが光るという。

g-jackのブース(モバイル活用展)

イメージャーは、世界トップクラスのバーコードリーダーのメーカーであるHoneywellの製品を紹介。「HF560」は、読み取り機能に優れたリーズナブルな価格の製品であり、QR/バーコード決済への対応が可能だ。

イメージャーのブース(モバイル活用展)

ウェルコムデザインは、販売を行うSUNMI製の端末を紹介。SBペイメントサービスが提供する対面向けのQRコード決済アプリ「S!can(スキャン)」などで採用されている。

ウェルコムデザインのブース(店舗ITソリューション展)

RAINUSは、NFC機能を活用した電子荷札を紹介した。国内ではすでに、2019年2月21日に開店したビッグカメラ町田店において、約10万点の電子荷札が設置されているそうだ。電子荷札により、スマートフォンをタッチするとクーポンがダウンロードできるなど、プロモーション機能としての活用が可能になる。また、店舗では、購入者のレビューを閲覧することも可能だ。さらに、インバウンドの観光客が増加しているが、電子荷札にスマホをタッチすることで、多言語サイトに誘導することもできるという。

RAINUSのブース(店舗ITソリューション展)

ソニーペイメントサービスは、オンライン決済サービスを紹介した。同社はオンラインの決済処理事業者だが、出資するみんなのタクシーでは、2019年4月3日よりみんなのタクシー提携のタクシー車両における後部座席IoTサイネージサービス THE TOKYO TAXI VISION GROWTH(グロース)を開始しており、同サービスでの決済処理も担うという。

ソニーペイメントサービスのブース(通販ソリューション展)

イー・ビジネスは、店舗において利用者がQRコードを活用して注文、決済が可能なシステム「QR order」のデモを行った。店舗では、中国語の対応スタッフがいなくてもテーブルでセルフ注文、決済が可能となる。また、同社では、中国のSNSアプリWeChat上に提供されるアプリ「ミニプログラム」の提案も行うなど、訪日中国人向けの対応を強化したい店舗の販促支援を行っている。

イー・ビジネスのブース(店舗ITソリューション展)

TIプランニング ペイメントナビ編集部は、無料の啓蒙書「カード決済&リテールサービスの強化書」の無料配布を行っている。無料の啓蒙書の発行により、加盟店などのカード決済の浸透、セキュリティ対策の向上の一助となることを目指している。

TIプランニングのブース(モバイル活用展)

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