楽天ペイやd払いを利用できる「ムビチケ当日券」、TポイントやANAマイルで交換可能な「映画GIFT」開始

2019年7月8日8:00

年間2億人の映画人口を目標に「夫婦50割引」や「映画盗撮防止キャンペーン」を実施する「映画館に行こう!」実行委員会と、ネットで座席指定できる映画前売券「ムビチケ」(映画観賞券)を発行するムービーウォーカーは、2019年7月9日から、2つの新サービス「ムビチケ当日券」と「映画GIFT」を開始する。7月5日には、両者と、「楽天ペイ(オンライン決済)」を提供する楽天による記者説明会が行われた。

左から2番目が「映画館に行こう!」実行委員会 委員長 東宝 常務取締役 松岡宏泰氏、3番目が楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏、右端がムービーウォーカー 代表取締役社長 五十嵐淳之氏。フォトセッションでは映画泥棒(左端)も登場

公開日にWebで購入可能な「ムビチケ当日券」
6カ月有効の「映画館GIFT」

ムビチケ当日券は、ムビチケ前売券で販売のある作品が対象となる(一部を除く)。販売開始は各作品の全国公開日午前0時で、当日一般が1,900円(鑑賞料金1,500円+システム利用料400円)、当日小人が1,100円(鑑賞料金900円+システム利用料200円)となる。従来のムビチケ(映画観賞券)では、公開前日の23時59分までの購入条件だったが、全国公開日午前0時からムビチケのWebサイトで購入可能だ。また、楽天の「楽天ペイ(オンライン決済)」、NTTドコモの「d払い」で決済が可能だ。

映画館GIFTは、ムビチケ当日券を購入できる、プリペイドコードとなる。多くの利用者を有する「ANAマイレージクラブ」「Tポイント」からの交換に加え、「楽天ペイ(オンライン決済)」による支払いが可能だ。映画GIFTの有効期限は発行日から最長6カ月。利用者は、失効前のポイントを「マイ映画GIFT」に交換して、保持することもできるという。

映画館GIFTはポイントを合算して利用可能
現在のムビチケはシネコンで100%のカバー率

サービスを説明したムービーウォーカーの代表取締役社長 五十嵐淳之氏は、「合算して利用できるサービス」であることを特徴の1つとして挙げた。たとえば、楽天スーパーポイントを900ポイント保有している人がムビチケ当日券を購入する場合、「楽天ペイ(オンライン決済)」で1,000円分支払うことが可能だ。また、「楽天ペイ(オンライン決済)」で映画GIFT500円分をチャージした人が、TポイントのWebサイトで映画GIFTに交換すれば、1,400ポイントを合算してムビチケ当日券を購入できる。

なお、現在のムビチケ対応のスクリーン数は3,424で、全国3,561あるスクリーンのカバー率は96%となっている。また、シネコンだけをみるとカバー率は100%だ。

両サービスに決済を提供する楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏は、「楽天は1億人のポイント経済圏を中心に、お客様のデータを持っています。業界全体が盛り上がれるように頑張っていきたい」としたうえで、7月9日~9月2日まで「楽天ペイ(オンライン決済)」を使ってムビチケ当日券を購入した人に、15%のポイントをバックするキャンペーンを実施するとした。また、「The H Collective」と「xXx 4」に出資しており、日本での映画配給にも力を入れていきたいとした。

映画館の入場者年間2億人を目指す
ポイント交換先の連携は今後増加へ

さらに、「映画館に行こう!」実行委員会の委員長を務める東宝 常務取締役 松岡宏泰氏は、2018年の映画館の入場者は1億6,900万人だったが、2億人を目標にしたいと意気込みを見せた。同氏によると、これまで映画興行会社が個別にポイントやマイルを付与するサービスはあったそうだが、共通して利用できるサービスは初だとした。松岡氏は、「映画業界を活性化させる施策になりえる。映画館に向かなかった方にも少し気軽に足を運んでいただき、映画館で鑑賞する魅力に触れていただきたい」と語った。

また、映画館GIFTの開始当初はANAマイレージクラブとTポイントの連携となるが、連携先は増やしていく予定だという。五十嵐氏は、「ポイント発行会社とのアライアンスは、各社さまざまな条件がございますので、一概に1ポイント=1円というわけでありません。ANAのマイルに関しては、1万マイル=1万円分ということになっていますが、今後各ポイント発行会社、マイルの発行会社との取り組みによっては、色々なパターンが出てくる予定です」と説明してくれた。

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